経営戦略

AIが税理士の仕事を奪う時代が本格的にやってきた

From:高名一成

 

「AIに仕事を奪われる業種」というランキングで、税理士は常に1位、2位に挙げられてきた職種です。

 

ChatGPTをはじめとするAIチャットが使われるようになったころ、僕はこれにあまりピンときませんでした。

 

結局チャットって「対話」じゃないですか。

 

質問したら答えてくれるだけ。

 

すごく便利で、仕事でも役立ちます。

 

でも、まだまだ精度は低く、言い換えると仕事は早いけど質が低い部下が増えただけ、、、

 

そんなイメージだったので「これで税理士の仕事がごっそりなくなる」とは到底思えませんでした。

 

でも、それはAIエージェントが出てきて変わりました。

 

ハッキリ言ってAIエージェントはヤバいです。

 

なぜなら、AIエージェントはAIチャットとは違い「仕事そのもの」をやるからです。

 

僕の仕事の一部はAIに奪われました

 

これは大げさじゃなく、僕自身の仕事がすでにAIエージェントに奪われています。

 

例えば、このブログですが、以前はこんな流れでした。

 

①記事のネタ出しをする

②記事を執筆する

③ブログ用のサムネイルを作る

④WordPressにログインして記事をアップする(フォント、改行の調整など)

⑤メルマガスタンドで配信設定をする

 

ざっくり言うとこの5つの工程です。

 

でも今、僕がやってるのは執筆するだけです。

 

AIエージェントにネタだしさせて、僕が執筆。

 

執筆した原稿をAIエージェントに読み込ませて、あるプロンプトを入力すると、サムネイル作成からWordPressへのアップ、メルマガスタンドでの配信設定まで全部自動でやってくれます。

 

ネタだしは、こういうフレームでこういう手順で、サムネイル作成はこう、WordPressはこう、メルマガスタンドはこう、と全て学習させ仕組みを作りました。

 

もちろん、執筆だってAIエージェントにお願いできます。

 

僕はかなりAIエージェントを学習させてきたので、正直自分で書いたのと遜色ないものが出てきます。(ただ、執筆は自分で書きたいので自分で書いてます。多分今後も)

 

AIエージェントができるのはこんなものだけではありません。

 

HP、LP、動画etc…いろいろ出来るので、現在この仕組みを仕込み中です。

 

こういったことは、AIチャットの時にはできなかったんです。

 

エージェントになって初めて可能になりました。

 

もしかしたら「でもそれって高名さんの仕事だからじゃないの?」と思ったかもしれません。

 

そんなことはありません。

 

例えば、2025年にはGoogleのNano Bananaによってデザイナーの仕事が大幅に減ったとも言われています。

 

AIエージェントの影響は業界を問わず広がっているんです。

 

税理士の仕事がAIに奪われるのが本格化してきます

 

そして税理士の領域にも、すでに来ています。

 

最近、マネーフォワードがAIと直接つながる仕組みを解放しました。

 

つまり、AIに指示すればAIがマネーフォワードを操作してくれるようになったということです。

 

記帳、仕訳、試算表の作成…こういった作業をAIが自動でやる時代が、もう目の前まで来ています。

 

これらの仕事を顧問先がAIを使って自分でできるようになれば、税務顧問を現在の形で維持することは難しいでしょう。

 

AIエージェントによって「仕事がなくなる」が、どんどん具体的に、そして拡大してきているんです。

 

奪われる仕事と奪われない仕事

 

じゃあ、税理士の仕事は全部なくなるのか。

 

たぶん、そうはならないと思います。

 

AIに奪われるのは、データ処理、書類作成、計算、チェック作業など…

 

つまりルーティンワークです。

 

記帳代行、申告書の作成…こういった作業はAIの得意分野ですから、遅かれ早かれAIに置き換わっていくでしょう。

 

でも、AIにできないこともあります。

 

それは「顧問先の社長の悩みに踏み込むこと」です。

 

社長が本当に困っているのは、売上。お金。人。という3つの問題。

 

これらは数字だけでは解決できません。

 

社長と向き合って、話を聴いて、一緒に考えて、具体的な打ち手を提案する。

 

この力は、たぶんAIにはまだ当分できないでしょう。

 

売上、お金、人の中でも、、、

 

ただ、この3つの中でもAIへの代替されにくさには差があります。

 

お金の問題は、資金繰りのシミュレーションやキャッシュフロー分析など、データで解ける部分があります。これはAIの得意分野です。

 

人の問題も、労務管理や採用マッチングなど、すでにAIツールがどんどん出てきています。

 

でも、売上は違います。

 

売上を上げるには、社長のビジョンを聴き、市場や顧客を一緒に読み、戦略を考え、実行を伴走する必要があります。

 

答えが一つではないし、社長ごとに状況がまったく違います。

 

データだけでは解決できない、最も「人対人」の力が求められる領域です。

 

しかも、顧問先と税理士の両方がよくなるので、こういった背景から僕たちはこれをオススメしています。

 

AIが税理士の仕事を奪う時代は、本格的にやってきたのは間違いありません。

 

でも、奪われる仕事ばかりではありません。

 

確定申告が終わったいま、今後の戦略を真剣に考える時間を作ってください。

 

ー高名一成

 

PS.
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