From:高名一成
明日はバレンタインデー。
チョコをもらえるかどうかなんて大人の男性で気にする人はあまりいないと思いますが、マーケッターにとっては抑えておくべき重要な日です。
バレンタイン期間はチョコがめちゃくちゃ売れる日なので商品戦略、マーケティング戦略、顧客動向のリサーチになるからです。
チョコレート会社は2月以外は赤字だと言われているくらいチョコが売れます。(もちろん他の商品や事業で儲けているとは思いますが)
チョコレートにもチロルチョコを代表する格安チョコから有名なところでいうとGODIVAなどの高級チョコなどいろいろな種類があります。
僕は今年、奥さんと娘にもらうチョコをリクエストしました。
それは「至高の超生ブラックサンダー」というチョコレートです。
知っている人は多いと思いますが、ブラックサンダーというチョコはコンビニで1個30円くらいで売っているチョコレートです。
ウチの奥さんと僕はこのチョコレートが好きなのでしょっちゅう食べています。(娘はチョコが苦手なので食べません笑)
この至高の超生ブラックサンダーはバレンタイン期間限定の特別な商品で価格はなんと3,500円。
通常のものと比べると価格は約120倍です。
一般的な考え方をすれば売れるわけないだろうと思われてしまような価格帯の商品ですが、実はこれがバカ売れなんです。
サイトによっては売り切れ状態になってしまっています。
これはブラックサンダーを作っている有楽製菓が売れるかどうか分からないけどイチかバチかで出したものではなく、120倍の価格の商品を売るためのマーケティング戦略を緻密に作った上で出したものです。
ここで学んでいただきたいのがマーケティングをきちんとやれば、今の客単価の何倍もの商品でも売れる可能性があるということです。
その時の重要なポイントはお客さんの動向に合わせる、それから限定性を作ることです。
僕たちはよく相談されることの1つに売れる月を伸ばすか、売れない月を売れるようにするか、という相談があるんですが、この結論は売れる月を伸ばすことです。
売れる月というのはお客さんが何らかの理由で買いたいという欲求が高まっている時なので、買ってもらうのがカンタンだからです。
だからまずこれがいつなのかを把握しましょう。
それから、限定性を作りましょう。
いつでも、誰でも手に入るものに人は価値を感じません。
ですが、個数が限定されていたり、期間が限定されていると、人はそれだけで価値を感じるようになり高い価格でも納得するようになります。
高額な商品が売れれば一気に利益を増やすことができ、経営をよくしてくれます。
高額な商品は売れない、、、と思っている社長はとても多いんですが、高額商品を売ることでいろんな問題を解決できるようになるので、ぜひここをアドバイスしてあげてください。
コロナで集客が難しくなっている世の中でも会社を成長させるためにはこの考え方が非常に重要です。
税理士事務所はこれから確定申告、決算期という最大の繁忙期を迎えますが、顧問先にとっては一年を振り返り、新しい期をよくするために何をやろうかを考えるタイミングです。
つまりこれはお客さんの動向に合わせるタイミングなので、ぜひこれからの時期をチャンスと考えて顧問先と関わっていってください。
ー高名一成
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