From 福元友則
いよいよ2022年の確定申告が始まりました。
今から1ヶ月間が一番の繁忙期ですね。
今年は申告期限の原則延長なしですから、締切効果も手伝って書類回収などもいい感じに進むのではないでしょうか。
昨年はお客さんにズルズルと引き伸ばされてなかなか終わらないと嘆いている先生にたくさんお会いしましたので、今年はすっきりとした気分で3月15日を迎えられることをお祈り申し上げます。
確定申告といえば僕が昔税理士事務所に勤務していたときのことですが、毎年必ず3月14日に書類を持ってくるお客さんがいたのを思い出しました。
ふとあの社長は元気かな?と思ったり、、、
この時期毎年話題になるのが決算説明について。
先生は確定申告の説明や決算説明などをどうしてますか?
割と丁寧に説明するタイプの人もいれば、税額などだけ伝えて終わりの人もいるなどけっこう千差万別のようです。
もちろん丁寧に説明するタイプの人でも、このお客さんにはサインをしてもらって納付書を渡すだけなどお客さんにあわせて対応していることのほうが多いでしょう。
ここで確認したいのは、決算説明をどんな位置づけにしているのか?ということなんです。
また丁寧派の先生も大半は決算書や申告書を丁寧に説明するのに終始していると聞きます。
なぜこんな話をするのかというと、あるクライアントのところで面白い話を聞いたからなんですね。
というのも、この先生が顧問先に決算説明をしたところ大変感激されたらしいのです。
税理士を変わって最初の決算説明だったのもあってより丁寧に説明されたのかもしれません。
しかしその顧問先は以前の先生から税額と納付書を渡されているだけに近かったため、決算書や申告書を説明してもらうのが目新しかったのかもしれません。
さらに事業主の考えや来年以降の展望などをたずねられ気にかけてもらえることが嬉しかったのかもしれません。
今やっていることにアドバイスをもらえて道が開けたのかもしれません。
先生にとっては繁忙期なのですべての仕事を手短に終わらせたいと思う気持ちもあるでしょう。
しかしお客さんにとっては1年に1度のこと。
しかも自分の大切な事業の評価を知る機会です。
それは1年を振り返って反省したり、今年はこれをやろうとか今年はこれぐらい頑張ろうと新しい1年のスタートを切る機会でもあります。
1年で1番事業主の話を聞けて、またアドバイスを受け入れてくれやすい時でもあります。
お客さんが自分の問題に向き合ってくれる時とも言えるかもしれません。
ということは先生にとってみれば、提案がしやすい営業の時とも言えます。
うまく提案できればお客さんに感謝もされたりします。
ぜひこの絶好の機会を今年は活かすべく決算説明に力をいれてみてはいかがでしょうか?
PS.
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