From 福元友則
スタッフがなかなか思うように動いてくれない。
お客さんがなかなか思うように動いてくれない。
ということでお困りの先生もいらっしゃると思います。
またスタッフのモチベーションがあがらないことにお困りの先生もいらっしゃると思います。
今日のメルマガはそんな先生向けの内容です。
人を動かすのが苦手という人に共通することがあります。
根本的なこととしてはコミュニケーションが苦手とかあると思いますがそういうのは例外として、結構頑張ってやってるつもりなのになかなかうまくいかないというようなケースです。
こういう場合けっこうやってしまいがちなのが、みんなに同じやり方をしていること。
つまりAさんに対するコミュニケーションとBさんに対するコミュニケーションとCさんに対するコミュニケーションが同じということです。
こういうやり方をしているとたいていAさんにはうまくいくけど、Bさんにはいまいち、Cさんには全くうまくいかないといったような状況になりがちです。
しかもある時はこうで、また違う時はまた別でというようなことでもなく、割とうまくいく人はうまくいくし、うまくいかない人はうまくいかないとなりがち。
それはなぜかというと、、、
人が行動する理由は人それぞれだからです。
人が行動を起こすモチベーションにはいくつか種類があります。
ですが、もし先生がモチベーションを刺激する方法がそのなかの1つしかなかったらとしたらそれにいい反応を示す人はいつも同じになりがちです。
よくあるのが自分と同じモチベーションを刺激するパターン。
これだと会社や事務所の人材が自分によく似た人に偏っていってしまいます。
ですからできるだけパターンを増やすようにしましょう。
代表的なニーズをいくつか紹介します。
1つめは安定感。
社員さんに1番多いでしょう。
今までと同じように生きていきたいというニーズです。
2つめは変化(チャレンジ)
今までと違う体験をしたい、新しいチャレンジをしたいというニーズです。
1つめと2つめは真逆のニーズなので相手にあわせて使い分ける必要があります。
3つめはつながり。
周囲と一体感を持ちたい、感じたいというニーズです。
みんなで取り組めるような何かが必要ということですね。
4つめは重要感です。
特別な存在でいたい、特別な存在であることを感じたいというニーズです。
3つめと4つめも真逆のニーズになりがちです。
誰でもできる仕事だから安心できたり、誰にもできない仕事だからやりがいを感じたり人によって様々です。
経営側が幅を持って対応できるようになると組織力を高めることにつながります。
ぜひマネジメントや顧問先へのアドバイスの参考にしてください。