From:高名一成
先日の23日は勤労感謝の日でした。
世間一般的には、「勤労に感謝する日」「働く人に感謝する日」と言われています。
(これは戦後からこうなったらしく、戦前は全く別の意味だそうです。ここでは割愛!)
だからというわけではありませんが、僕も昨日はゆっくりと休みました。休んだといっても、娘と出かけて遊んだのでいつもより余計に疲れた気もしますが。
あなたはこの連休、どんな日を過ごしていますか?
ゆっくり休んでますか?
もしかして、働きづめ?
これから12月になり、税理士事務所は繁忙期に突入します。業務が忙しいのに、忘年会やら挨拶回りやらで、すでにスケジュールがパンパンだという人も多そうですね。
調子を崩してしまって、仕事のパフォーマンスが下がったり、残念な年越しを迎える、、、なんてことがないように身体と心にもしっかり気を配ってくださいね。
一般的に会社に出社して仕事をすると、1日8時間勤務が当たり前ですよね。8時間以上、働いている人も多いはずです。
でも、考えてみると8時間のうち生産的な時間はどのくらいですか?8時間すべて!という人はあまりいないはず。
特に税理士事務所や僕たちの様な知識を使って仕事をする人は生産的な時間は限られています。
集中力というものは長続きしないので、すぐに疲れてしまいます。
疲れた状態で仕事を続けると正常な判断も出来ず、ミスも増えます。
その状態で仕事を続けて「ふー、やっと終わった」と思い、翌日その仕事を見返してみると「何だ、こりゃ。全然ダメだな。」と思い、イチからやり直しみたいなこともしばしばありますよね。
こういったことを回避するためには適度に休息をとることが必要です。
日常の休息で一番いいのは、昼寝です。午後1時〜午後3時の間に90分間、昼寝をとるといいと言われています。なぜなら、その時間に身体が睡眠を求めているそうなんですね。
でも、現実的にそんなに昼寝の時間をとるのは難しいと思います。
ですが、少しの睡眠でも疲労回復につながるので昼寝はオススメです。
僕はあまり昼寝が得意ではないので、毎日できていませんが、昼寝をした時はとてもスッキリしてエネルギーが充電されている感覚があります。
これは科学的にも心理学的にも証明されていることなので、ぜひ昼寝をとってみてはいかがでしょうか?
それから、あなたも聞いたことがあると思いますが、2割8割の法則という考え方があります。
これは、2割の行動が8割の成果を生むという法則で、売上で考えると、総売上の80%を20%の顧客や商品が生み出しているということです。
事実、うまくいっている会社の売上構成はこの様になっています。
そして、その2割の顧客や商品を解明できれば、今後どこに力をかければいいか?力をかけなくていい部分はどこか?が分かってきます。
この2割の仕事を明確にし、1日のうち最も集中力が高まっている時間にその仕事をすることで最小限の労力で最大の成果を生み続けることが可能になります。
またやらなくていいことも明確になるので、働く時間も少なくなる可能性があります。
日本人は長時間働くことに対する美徳意識が強いので、何も考えずに働いていると、労働時間はどんどん増えていきます。
ですが、これからの時代は変わってきます。
世の中には、働く時間を少なくしながら高い成果を出す方法や仕事術、テクノロジーが広がってきています。そして、それを使い成果を出している人もどんどん増えてきています。
ぜひ、あなたも最も成果を生み出す2割の仕事を見つけてください。そして、適度の休息をとり、身体を休めながらパフォーマンスの高い仕事をしましょう!
ー高名一成