From:福元友則
先日とある方から聞いた話ですが、起業というキーワードは下げトレンドのキーワードだそうです。
検索する人が減ってきているキーワードということです。
一方、検索が増えてきているキーワードもあります。
「複業」です。
働き方改革もあって、最近は複業を検討したり、始めたりする人が増えてきているのです。
起業市場はもうレッドオーシャン。
これからは税理士も複業をする人をどうやって顧客にしていくのか考えていかなければいけない時代がきているのかもしれません。
このエピソードからもわかるように昭和と令和では働き方が全く違ってきています。
昭和の時代は、1人の人が1つの仕事や役割を定年までやり続けれる時代でした。
ところが平成の間に少しづつ時代が変わり、令和の時代になると全く変わってしまっています。
これからは1人が十数種類の異なる役割や、立場、仕事、ビジネス。プロジェクトに関わっていかなければいけなくなってきました。
常に新しいことに適応していかなければいけない時代だということです。
僕は自分のキャリアを振り返ってみるとだいたい3年ごとに自分の役割や立場、仕事、ビジネスを変革してきていました。
3年というと、何かをやり始めてから1人前になる期間という印象です。
その中で一貫していることは、中小企業の社長と仕事をしている。経営に関わるアドバイスをする仕事をしている。常に新しいスキルやアイディアを学び続けている。といったところです。
今までやってきたことの中でやってよかったことも悪かったこともあります。
例えば、制作系もできるようにとadobeのソフトも購入して一通り使えるようになりました。でも、制作業務はあまり向いていないのか定着しませんでした。(自分でも作れますが、人に頼んで方でその時間で他のことをした方がいいと判断しました。)
制作業務は、制作物の設計もいかにするかでその効果が変わってくるのでとても重要なのですが、それを作るのは効率の話になります。
僕は作業を人より早くやる効率系にいくのはあまり好きになれませんでした。
つなみに制作の世界にもAIが導入されだして、最近はAIが勝手に作ってくれるようになってきているみたいです。
やってきてよかったことは、マーケティングやセールスです。
このスキルのいいところは、時代が変わっても必ず必要な不変のスキルということです。
時代が変わったらいらなくなるスキルも多いなか、いつまでも必要とされるものが自分の専門であるという安心感があります。
マーケティングの世界にも最先端のテクノロジーがきていて、マーケティングオートメーションというものがあります。
これ簡単にいうと、セールスを自動化するテクノロジーなのですが、アメリカで奇妙なことが起きています。
セールスの自動化するための技術なのに、人が入って、人がセールスをする方が結果でているのです。
人が人である限りたぶん今後もこの傾向は変わらないでしょう。
これから常に新しいスキルを身につけたり、知識を学んだりし続けないとビジネスをやり続けられません。
どうせやるのなら、いつまでも使える可能性の高いものを学んでほしいと思っています。
マーケティングを学ぶことで身につくのは、人間心理を学んで人を動かすスキルです。
不変のスキルになりますので、1人でも多くの先生に興味をもってもらえるように今後もメルマガを書いていきたいと思ってます。
ー福元友則