from 福元友則
この時期になると毎年よくみるコンテンツが来年はこうなるという未来予測。
当たることもあれば外れることもあるものですよね。
そもそも未来予測なんてできるの?と思いませんか?
適当に言っているだけでは?なんて思ったりもしますよね。
でも未来予測、確実ではありませんがあくまで予測ならある程度はできるものです。
経営においてこの未来予測が大事な場面もありますよね。
何か決断しなければいけない時。
特に投資がからむことだったりすると決断するのは難しくなってしまいます。
というのも先がどうなるかなんてわからないから。
来年景気がよくなるのであれば投資したい。
でも不景気になるのであれば投資は控えたい。
未来予測のコツを3つ紹介します。
1.短期利益と長期利益はトレードオフ
通常、短期利益と長期利益はトレードオフの関係にあります。
長期的な未来がどうなるかわからなくても短期的な未来ならわかりませんか?
もちろん正確にはわからなくても、長期より短期のほうが解像度は高くできるはず。
まずは短期利益を予測してください。
次に長期利益は短期利益とトレードオフになる前提で予測してください。
すぐに儲かりそうなら、ずっと儲けるのは難しいかもしれない。
すぐに儲けるのが難しそうなら、儲けれるようになったらずっと儲けれるようになるかもしれない。
こういう予測の仕方です。
けっこう簡単ですよね。
2.タイムマシンにのる
次はタイムマシンに乗って未来を見てくる方法です。
もちろん本当にタイムマシンにのるわけではありません。
タイムマシンにのるというのはあくまでコンセプトで考え方です。
自社や自分の業界より進んでいる会社や業界を見にいくわけです。
例えば僕は日本のマーケティングを見るのではなく、アメリカのマーケティングを見るようにしています。
アメリカは日本の10年先を行っていますから、アメリカのマーケティング事情を知っておけば、日本のマーケティングがこの先どうなるのかわかります。
日本でウェブセミナーが浸透し出したのはコロナ以降ですが、アメリカでは2012、3年ごろからやる人が増えていってました。
他にもセブンイレブンやショッピングモールなどビジネスそのものの輸入もありますよね。
ここで重要なことは、身近なところで情報収集しようとしないこと。
特に自分のエリアや業界に固執する人は多いものです。
こういうところで情報収集を終わらせてしまうとタイムマシンにはのれませんので未来予測はできないかかなり不正確なものになってしまいます。
他エリアや他業界から情報収集するようにしましょう。
3.リンディ効果
リンディ効果とは、ある物事が長生きするほど、その先に未来も長く続く可能性が高いという経験則にも続く未来予測の方法です。
Eメールは約40年の歴史があります。
ですから今後40年は続く見込みが高いです。
でもLINEは約10年の歴史です。
ですから今後10年は続き見込みですが、それ以降は不明です。
このようにそのものの歴史を確認することでこれからどれぐらい継続するかを予測する方法になります。
どうしてもテクノロジー系は新しいものが来ると面白そうと思ってしまいます。
それがすごければすごいほど今後も続きそうに錯覚してしまいますが意外とそんなことはないかもしれないと思っておくといいかもしれません。
ここで大事なことはテクノロジーは変わるけれども本質は変わらないということ。
本質というのは人間の感情とか欲求のことです。
人間の感情や欲求をテクノロジーが変えてしまうことは滅多にありません。
こんな感じで来年や5年後を未来予測してみてください。
業界や事務所の変わることや変わらないこと、意外なことが見えてくるかもしれませんよ。

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