From:高名一成
サイゼリヤの値上げが話題になっています。
僕も子供と行くんですが、行くたびにびっくりします。
あれだけ美味しいのに安すぎるんですよね。
我が家は辛味チキンが大好きで、冷凍の辛味チキンを大量に買って帰ることもあります。
(辛味チキンが冷凍で売ってるの知ってました?笑)
10月29日から、平均で6%の値上げだそうです。
ミラノ風ドリアは300円から320円になります。
話題になったのは、その発表の仕方です。
「当社の努力不足により」という、まるで謝罪会見のような発表だったんです。
しかも社長は、値上げの会見で「隙あらば安くしたいと思っています」と話したそうです。
SNSでは「謝らないで」「今までが安すぎた」と応援する声が上がっています。
サイゼリヤは2022年にも、社長が「値上げしません」と宣言していました。
あのサイゼリヤでも値上げ!?
そんなサイゼリヤが、約6年ぶりに値上げに踏み切ります。
値上げをしないといけないと判断したんです。
サイゼリヤは、安さでお客さんを集めて数で稼ぐビジネスの代表のような会社です。
その会社でさえ、数だけではやっていけなくなりました。
これはもう全業種が考えないといけないことです。
食材の不足や原価の上昇は、サイゼリヤだけの話ではありません。
数で稼ぐビジネスは年々難しくなっています。
税理士事務所も同じです。
顧問先の数を増やして売上を伸ばすやり方は、きっとこれからどんどん苦しくなっていきます。
税理士も顧問先を増やすのではなく、単価を上げていく時代です。
税理士は値上げしなくていい!?
ただ、単価を上げるといっても値上げをしようという話ではありません。
むしろ税理士は値上げをやめた方がいいと思っています。
値上げをすれば顧問先は減るからです。
ふつうは顧問先の社長に「高くなったな…他の先生にも聞いてみようかな…」と思われます。
そもそも、値上げの目的は何でしょうか?
お客さんが払ってくれる総額を増やすことですよね。
税理士事務所でいえば、1つの顧問先が払ってくれる顧問料の総額です。
値上げは、その総額を上げる手段の1つにすぎません。
税務顧問の顧問料には手をつけずに、別の商品を売って総額を上げればいいんです。
顧問料の総額が上がると経営が一変!
ぶっちゃけ、値上げより商品を売る方が顧問先に喜ばれます。
値上げは同じものに今より多く払ってもらう話ですが、商品を売るのは社長が欲しいものを新しく買ってもらう話だからです。
欲しくなければ買わなければいいだけなので、社長も嫌な思いをしません。
それでいて、顧問先1件あたりの顧問料の総額はしっかり上がっていきます。
こうなると、税理士事務所のビジネスモデルそのものが変わります。
税務顧問だけで売上を作るのではなく、いくつもの商品で売上を作るようになるからです。
いくつもの商品で売上を作っている事務所は不況にも強いです。
景気が悪くなって顧問先から税務顧問の顧問料を下げてほしいと言われても、ほかの商品があるので慌てずにすみます。
税務顧問の値段に振り回されなくなるので、経営が一変します。
顧問先に喜ばれる商品を作ろう!
顧問先に喜ばれて事務所の経営もよくなるなら、やるべきだと思いませんか?
上げるべきなのは商品単価ではなく、客単価です。
税務顧問の値段を上げるのではなく、1つの顧問先が払ってくれる顧問料の総額を上げていきましょう。
ただ、客単価を上げるには商品が必要です。
税務顧問しか売るものがないと、顧問料の総額を増やすには税務顧問を値上げするしかなくなるからです。
あなたの事務所には、顧問先の社長が喜んで買ってくれる商品がいくつありますか?
もし1つもなければ、まずは1つでいいので作ってみてください。
顧問先に喜ばれる商品を作りましょう!
-高名一成
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