経営戦略

12月からの半年で差がつきます!

From:福元友則

 

以前コンサル先の人が言ってたセリフ。

 

「やっと繁忙期を抜けたのでこれからどんどん企画を進められます。
でも、もし今から一から始めるとしたらすぐに繁忙期に入ってしまって何も進まず、次の年も同じことの繰り返しになっちゃいますね。」
みたいなことを言っていました。

 

なので、どんなに忙しくてもなかなか進めることができなくてもプロジェクトや企画について考える時間や、少しだけでも進める時間を継続的にもつことは非常に大事なことです。

 

これからの時期、年末調整から始まって確定申告に3月決算法人の申告が終わるまでの半年間の繁忙期に突入しましたね。

 

僕は、税理士事務所をやめて最初の年の12月や2月、3月は今年はあの仕事やらなくていいんだと思って嬉しかったです。

 

でも違った視点から税理士事務所を見れるようになったことによって気づいたこともありました。

 

事務所全体が業務過多になるこの時期にしかできない仕事があると張り切っている先生もいらっしゃるんですね。

 

繁忙期を抜けた時に一気にアクセルを踏めるように、それまでに着実に準備をしておこうとしている人もいるのです。

 

普通は、繁忙期が終わって一息つきて、今年はどうしようかと考え始めて、そこから動き始めると形になってくるのが9月、10月になります。(普通何かをやろうとすると3ヶ月はかかります。例えばセミナーをやろうとすると、セミナー企画に1ヶ月かかり、セミナー集客に1ヶ月かかり、3ヶ月目にやっとセミナーを開催することができます。)

 

すると1回、2回やるともう繁忙期が目の前にやってきてしまいます。

 

せっかくやり始めたことも続けることができなければ、当然改善することもないので成果に結びつくこともなく終わってしまいます。

 

一方、準備を終えて繁忙期の終わりを迎えた事務所は、6月からの半年間を全て事務所の成長に使うことができます。

 

両者を比較すると、得られる結果は全然違います。

 

伸びている事務所は何が違うのかというと、繁忙期の過ごし方が違うのです。

 

昨年はたまたま紹介が重なって成長した事務所さんや、しばらく停滞期を迎えていて来年こそは売上を増やしたいと思っている事務所さんは、何をやろうかと考えがちだと思います。

 

ですが、その前に繁忙期の期間、業務でいっぱいいっぱいになるのではなく、事務所の営業の土台をどうやってつくろうか、そのための時間をどうやってとろうかを考えてもらうと大きく飛躍するきっかけになるかもしれませんよ。

 

ー福元友則

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