From:高名一成
今年の元旦の夜は「芸能人格付チェック」を見ていまいた。
この番組はダウンタウンの浜ちゃんの番組で、出演者が「高級品」と「安物」を見分ける問題に挑戦しその正解不正解でランク付けをおこないます。
例えば、目隠しをした状態で100万円のワインと1,000円を交互に飲み、どちらが100万円なのかを当てるといったことをやっています。
これが食通で有名な有名人がやっても間違えてしまったりするんですよね。
味見をした後に、いろいろとうんちくをたれているのに間違えてしまう、、、そんなかっこ悪い姿を見れるのも番組の持ち味の1つです。
知っている人も多いかもしれませんが、出演者の1人であるミュージシャンのGackt(ガクト)が本当にすごい!
数年に渡って問題を間違えていません。その積み上がった連勝の数は62。62回連続で正解しているのです。
この記録がどれだけすごいのか分かってもらうために、2位の人の記録と比較しようと思い調べてみたけど分かりませんでした。
たぶん比較にならないほどすごい記録だと思います。
そして今、その勝ち星の裏にあるGacktの勝利哲学が話題になっています。
実はこの62連勝の裏側にはGacktのものすごい学習努力があるのです。
「美味しいワインを飲むから美味しいワインが分かるのではなく、ワインを飲むときに、これはどんなワインなのか、いつできたのか、どんな風に作られたのか…と知識として体の中に入れていく行為があるから覚えるわけであって。飲んでいるだけで分かるようになったら天才じゃないですか」
と言っていて、学習努力の結果が驚異の記録を生み出していることが分かりました。
そして、Gacktは「知識と経験は誰にも奪われることのない財産です」と言っています。
言い方は違いますが、アメリカの政治家だったベンジャミン・フランクリンは「知識への投資は常に最高の利息がついてくる」と言っています。
これらの言葉は僕たちや税理士であるあなたが決して忘れてはいけないマインドセットです。
僕たちは知識を武器にビジネスをしているので、常に知識に投資をし経験を積み研鑽し続けなければいけません。
それがお客さんのためになり、自分に最高の利益をもたらすからです。
だから僕は学習時間というのを必ずとっていて、それを仕事のスケジュールに入れています。
スケジュールに入れずに仕事が終わってからやろうと思うと、面倒になったり、忘れてしまったりしてやらないことがけっこうあります。
ですから、学習は仕事として捉えスケジューリングしています。
もし、あなたも仕事が忙しくて学習する時間がないと思ったことがあれば、ぜひスケジュールに入れて強制力を発揮させてください。
世の中のビジネスマンで自ら学習する人は全体の20%だと言われています。(10%くらいかもしれません)
そして、その学習した内容を行動にうつすのがさらに20%。
つまり全体の4%の人しか学習し行動しないのです。
成功するのはそのうちの数%でしょう。
成功するために、、、
2020年はどんな知識に投資しますか?
そしてその知識をいつ経験に変えますか?
ー高名一成