From:高名一成
確定申告お疲れさまでした!
いつもだと終了してほっと一息をついているころだと思いますが、今年は新型コロナウイルスの影響で期限延長しているのでまだ終わっていないという人もいると思います。
3月決算や経営を前に進めるための準備もしなければいけないので、あと少し頑張ってくださいね。
これからの経営を前に進めるための取り組みとして本気で考えていかなければいけないことがあります。
それがつい先日明確な数字として現れました。
確定申告後、力を入れなければいけないことは何か?
それは、「デジタル化」です。
今月11日に電通が「2019年日本の広告費」を発表しました。
広告費の総量としては前年比106.2%で8年連続で広告産業は成長しています。
その中で注目されているのが「インターネット広告」です。
昨年はじめてインターネット広告がテレビ広告を逆転しました。
この伸びの大きな要因の1つがスマホの一般化です。
今の時代、ほとんどの人がスマホを持っています。当たり前のようにスマホで調べ物をし、スマホで買い物をします。
ということはスマホを見ている人に対して広告を出せば、その広告を見てもらえる可能性が高くなります。
そして、今はネットで買い物をするのが当たり前なのでネットで広告を出した方が効果が高くなります。
さらに、インターネット広告は効果測定しやすいことがポイントです。
商品を買ったお客さんはどの広告を見て買ってくれたのか?
この広告を何人の人が見て何人が買ったのか?
ということが分かります。
それが分かれば、反応のいい広告にもっとお金をかけるという正攻法な広告戦略を展開することができます。
反対にネットを使わない広告はこの様な効果測定をするのはなかなかできません。
だから、その広告がいいのか悪いのか分かりません。そうなると、続けた方がいいか、辞めた方がいいかの判断もできないですよね。
こういったことからも分かるようにインターネット広告はこれからもっと伸びてくるでしょう。
税理士事務所でもインターネット広告を活用している事務所が増えてきています。フェイスブックやgoogleの広告でよく見かけます。
今後、デジタルを使うことが当たり前の会社が増えてくるときに、事務所のデジタル化が遅れていたら、選ばれる税理士事務所にはならなくなってしまいます。
顧問先獲得はデジタル化事務所しかできなくなります。
デジタル化はホームページとマーケティング戦略がかなり重要になってきます。
ぜひこれからこの分野の強化をしてください。
何からはじめていいか分からない場合は相談してくださいね。
ー高名一成