from 福元友則
コロナショック下でのテレワークには通常時よりも注意が必要です。
もともとテレワークは向いている人、向いていない人がいます。
向いている人をテレワークにする場合、その効果は覿面です。
仕事を邪魔するものが減ることや通勤時間などの移動時間が減ることなどで職場で働くよりも生産性が高まり、より成果をあげてくれるようになります。
しかしテレワークに向いていない人の場合、今ハイパフォーマーだったとしてもローパフォーマーになってしまうかもしれませんので注意が必要です。
では、どんな人が向いていて、どんな人が向いていないのか?
テレワークの特徴として、人によっては長時間労働になりやすいというのがあります。
邪魔が入りにくいというのは、ついつい仕事しすぎてしまうことにつながりやすいのです。
ですので、頑張りすぎてしまう人や仕事にのめりこんでしまいやすいタイプの人は要注意です。
ハイパフォーマーがテレワークによって時間の経過とともにローパフォーマーになってしまう危険があるからです。
次に普段職場でよくコミニュニケーションをとっている人も要注意です。
仕事のストレスの中で、特に多いのが人間関係のストレスだと言われています。
人と人とに相性であったり、あの人とあう、あわないの話だと思わないでください。
職場には色んな人がいますので、当然ですが相性のいい人もいればよくない人もいるでしょう。
様々なタイプの人がいるため、人間関係がストレスになることもあります。
上記のことであれば、先生が普段気をつけていることを徹底してもらえればという話で終わりますが、今回とりあげたいのはこういったことではありません。
むしろ逆です。
普段職場で人間関係にストレスを感じていないタイプの人がテレワークによってストレスを感じやすくなってしまうということです。
普段職場で積極的にコミュニケーションをとるタイプの人は、色んな人と話をすることでストレスを発散させています。
特に仕事の話ではなく、何気ない会話をする中で自分でも自覚なくストレス発散していることがあります。
テレワークになるとコミュニケーションが仕事のことだけになりがちです。
テレワークになると必要最低限の連絡事項を伝え合う環境になりがちだからです。
ですので、本人の自覚がないまま知らず知らずにストレスがたまっていってある日爆発してしまうということになりかねません。
ですので、普段よりメンタルケアに気をつけることが重要になってきます。
他愛のないコミュニケーションをとれる状況をつくること。
そして定期的に休憩をとるように促してください。
休憩をとる場合、仕事をしているスペースから離れて休憩をとるようにしてください。
休憩時に水分をとること、運動することをすすめてください。
これをするだけでも、随分とストレス軽減になりますのでぜひやることをおすすめします!