経営戦略

オンライン化されるもの、されないもの

from 福元友則

 

安倍総理が緊急事態宣言の解除を発表しました。

 

東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、京都、兵庫、北海道を除く39県の解除です。

 

しかし、解除されてもできるだけ自粛期間に近い生活をしてほしいと訴えていました。

 

他国ではロックダウンの解除から再度感染が拡大してしまっている例もありますし、まだまだ油断できないです。

 

コロナショックから急速にオンライン化の波が押し寄せました。

 

あまりに急なことにどう対応しようか困惑しているところも少なくありません。

 

少しの期間だけで乗り切れば、またもとに戻るだとうと考えている人もいらっしゃるとか。

 

ですが、これは1時のブームではなく中長期のトレンドになりますので腰を据えて対応していきましょう。

 

オンライン化の中で真っ先に対応しなければいけないのが営業です。

 

コロナ以前でもお客さんが来て欲しくないと思っているのですから、会いにあってもらえるわけがありません。

 

対面営業は相当数がなくなると考えています。

 

普通の営業マンは、会社が用意した商品を用意されたマニュアルの通りに説明して販売しています。

 

であれば、資料を送ってもらって目を通せば済むこと。

 

わざわざ会って話をするまでもありません。(自分が欲しい商品であれば話は別です。)

 

契約がとれたらとれたで、その後のことにはあまり関心もありません。

 

お客さんが使ってみてどうだったのか?

 

うまく使えているか?使えていない場合なぜか?

 

といったことに関心をしめしません。

 

ですので、多くの場合はセールスが成功しても失敗してもそこでお客さんとの関係が終了しています。

 

ですが、1流の営業マンは違います。

 

彼らは商品を売ろうと考えていません。

 

お客さんの問題を解決しようとしています。

 

ですから、それが自社の商品であるかそうではないかは二の次だと思っています。

 

なぜそう考えるかというと、自分のビジネス人生が長いことを理解してできるだけ1人1人のお客さんと長く付き合いたいと考えているからです。

 

そのためには、まずお客さんの問題が解決され、お客さんが儲かることが優先だと思っています。

 

その結果、お客さんの信頼を得ることができてまた買ってもらえ、長い付き合いになっていくのです。

 

この営業スタイルのことをコンサルティング営業といいます。

 

こういう分野はオンライン化の時代にも対面で残っていくと思われます。

 

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