From:福元友則
この土日、コンサルをしていました。
普段は土日に仕事の予定が入ることは珍しいです。
ですが、税理士事務所は5月が特に忙しいこともありまして、何人もの予定を調整するのが大変で、休みを使ってしまおうということになりました。
やっていて改めて感じたのが、「休みの日にやると仕事がはかどるな。」ということ。
邪魔が入らなく、とても集中した状態で最初から最後までやることができます。
昨日は「目標設定合宿」をやっていました。
これは、税理士事務所の各プロジェクトに対して課題を設定し、それを解決することでどんな目標を立てれるかを考える1日にするというものです。
いい会社であればあるほど、課題設定が重要になります。
悪い会社であれば、できていないこと(問題)がたくさんあるので、その中から優先順位をつけて取り組んでいけばいいのですが、いい会社の場合、そうはいきません。
できていることの方が多いので、一見問題がないようにも思えてしまいます。
そこの中から、伸びるために重要なことを探し当て、課題設定し、解決策を考え、1年それに取り組んでもらう。
そんなことに取り組む1日でした。
それを見ていて改めて痛感したのが「優秀な人が、他の事務所が休んでいる時に、他の事務所がやっていないことを、他の事務所がやっていない方法で取り組んでいるんだから、圧倒的な差になるよな。」ということです。
事務所の幹部が休みの日に集まって、みんなで話し合いながら、アイディアを出し合いながら、ワイワイやっている姿を見ていたら、ついそう思ってしまいました。
数値計画を立てるのではなく、営業計画を立てるのでもなく、マーケティングの計画を立てる。
そんなことを休みの日にやっているんだから、当然大きな差を生み出す競争優位性につながっていきます。
5月は忙しいから来月とはならず、5月にそれをやってしまえるのも業務と経営の違いが優先順位が明確になっている証拠です。
今年も業績がだいぶ伸びたと報告をもらっていますが、来年も楽しみだなと思いました。
先生の事務所も、ぜひ課題設定を幹部とともにやってみてください。
ー福元友則