From:高名一成
おとといの日曜日、昼前からスポーツバーに行きました。
その日はボクシングの村田諒太選手のWBA世界ミドル級タイトルマッチがあったからです。いつもなら、自宅のテレビで見るのですが、今回はラスベガスで開催するタイトルマッチということで、日本の地上波では放送されません。
なので、タイトルマッチを放映するスポーツバーを探して昼から見に行ってきました。
以前にも他のスポーツバーに行ったことはあるのですが、席が狭かったりしていごこちがあまり良くなかったので、今回はどうだろう?と思いながらお店に向かいました。
結果、とても良かったと思えるお店でした。(村田選手が負けてテンションはガタ落ちでしたが。店全体もそんな感じに、、、。)
スポーツバーなので、スポーツを見ることができるのは当然ですが、それ以外にも食事の美味しさや、お店の雰囲気やくつろぎ具合、店員さんの接客も気持ちよく最高でした。
なので、スポーツ観戦ついでだけでなく、普段使いもいいなと感じたので、また今度行ってみたいと思いました。
あなたも、こんな経験ありませんか?
僕の様に何かのきっかけで、お店に行く、もしくは商品を買う、サービスを利用する、その結果ファンになってリピートしてしまう様な経験が。
一度使ってもらえさえすれば、、、
一度お店に来て食事をしてもらえされすれば、、、
一度買ってもらえさえすれば、、、
一度体験してもらえさえすれば、、、
絶対満足してもらえる、品質の良さに気づいてもらえる、他との違いが分かる、そしてファンになってくれるはず。こんなことを言っている人っていますよね。
商品にこだわりをもっていたり、職人的な仕事をする人はほとんどこう思っています。
税理士事務所もそうじゃないですか?
「ウチの税務の質はメチャクチャ高い」なんてこともけっこう聞く話しです。
かくいう僕たちもそうです。自分たちのコンサルや販売している講座の商品には自信を持っています。
講座の通りやれば絶対成果が出るから、一度聞いてもらえれさえすれば、、、
他にも売上アップのノウハウを提供している会社はあるけど、一度ウチのセミナーや講座の内容を聞いてもらえれば、絶対に違いが分かるはず、、、
と僕たちも思っています。
ですが、こういったことは商品を買ってもらってはじめて分かることなので、マーケティングやセールスを頑張らないといけないんです。
職人気質な仕事をしている人はここを忘れがちなんで、要注意です。大切なのはお客さんを呼ぶことと、買ってもらうことです。
ある会社の売上が増えない理由
以前、ある人から相談いただいた話しです。
相談内容はザックリ言うと、会社の売上が増えていないから、どうすれば売上が増えますか?という相談です。
実際には、売上は増えていないどころか減少傾向にありました。
で、いろいろ質問を繰り返しながら売上が増えない問題や原因を探っていました。結果、よくよく話しを聞いているとセールスやマーケティングをやっていなかったんです。
やっていないというより、それにかける時間がものすごく少なかったんです。売っていないんだから売れるはずはありません。売れないのだから売上が増えるはずはありません。
実はこういった会社はメチャクチャあります。多くの会社の売上が増えない理由の半分以上はこれだと言ってもいいくらいです。
しかも、驚きなことに理由は特にないんですよね。聞くと日業業務に忙殺されてみたいな感じです。
どんなに優れた商品サービスがあっても、お客さんを集め、お客さんに買ってもらわなければ日の目を見ることはありません。
経営で一番大切なことは事業規模にもよりますが、ほとんどの場合「売る」ことです。
だから、他のことはさておき、売るための活動に多くの時間を割く必要があります。つまりマーケティングとセールスの時間を作るということです。
実際にちょっとやってみるだけで売上はグンと増えるはずです。今までやっていなかったので、やれば増えるのは当然ですが、、、。
でも、実際に売上が増えない多くの会社はこれが原因となっています。しかも、本人達はその原因を分かっていません。むしろ、別のことで忙しくしているので、「こんなに忙しいのになぜ売上が増えないんだ?」くらいに思っています。
もし、あなたの顧問先で売上に困っているところがあれば、もしかしたらこんな単純なことが原因となっているかもしれません。
一度いろいろ質問してみるといいと思います。
そして、あなたも自身を振り返って、マーケティングやセールスをしていないと感じたら、今日からマーケティングとセールスをする時間を作りましょう。
今までやってなかったんですから、やればすぐに売上は増えるはずです。
ー高名一成