From:高名一成
最近はだいぶ暖かくなってきましたね。
昨日は今までと同じ様な服装で出かけたら少し汗ばんでしまったくらいです。季節の変わり目は体調を崩しやすいので気をつけないとですね。
そして、今日で確定申告も終了です。本当にお疲れさまでした。(まだ少し早いかもしれませんが・・・)
週末は存分に疲れを癒してください。
さて、今日は前回の記事からの続きです。
前回は人がもつ「意思の力」についてシェアしました。
この力は仕事を大きく捗らせることができる力で、この力を使うことで重要な仕事や難しい仕事をうまくやることができます。
ですが、「意思の力」は1日のうちに短時間しか使うことができません。(なんかゲームみたいな話ですが。)
なので、この貴重なリソースをもっとも重要な仕事に使うことで、求める成果を最小限の労力で達成することができます。
そして、大切なことは「意思の力」を使うべき重要な仕事をきちんと特定できているか?ということです。なぜなら、有限である「意思の力」を重要性の低い仕事に使うのは非常にもったいないことだからです。
ここでいう重要な仕事、つまり本質的な仕事や課題・論点のことを「イシュー」とよびます。
なので、僕たちがやらなければいけないことはイシュー度が高い仕事を見つけて、その仕事に「意思の力」を最大限使う必要があるということです。
そしてそれが、バリュー、つまり価値を生み出します。
それが、どんな仕事なのかは人によって変わってくることだと思いますが、僕は経営にとって最もレバレッジを効く仕事や、長期的な施策に関わる仕事がいいと思います。(本格的に説明するとセミナーができるくらいの内容です)
短期的なものや期限も迫っていることはイヤでもやりますからね。
では、税理士事務所にとって、大きなレバレッジを効かすことができる仕事や未来を見据えて、今やらなければいけない仕事とはどんな仕事でしょうか?
おそらく、これらの仕事は、ほとんどのケースで今の現業と全く別のことの可能性が高いはずです。
たとえば、売上で考えると、税務顧問を増やして売上を増やすということではなく、コンサルを増やして売上を増やすとか、安くして数をたくさん増やすのではなく、少ない数で高く売るとかということです。
あなたの事務所のイシューは何ですか?
一度ぜひ考えていただき、そのイシュー度の高い仕事に対して「意思の力」を最大限使ってみてください。
ー高名一成