from 福元友則
GWも終わりましたがいかがお過ごしでしたか?
家族サービスをされたり、趣味に時間を使ったり、ずっと仕事してたなんて先生もいらっしゃるかもしれませんね。
(今年もゴールデンワークですなんて連絡いただいたりしました。)
4年ぶりの制限なしGWということで全国各地とても賑わってたみたいですね。
僕は毎年恒例の伊勢神宮に参拝してきました。
以前は年始に行っていたのですが、コロナになってからGWに行くようになりました。
昨年まではGWといえど多少人がいるかなぐらいだったのですが、今年はバスの臨時便がひっきりなしにでるぐらいの人出でした。
コロナ禍が終わったことをとても実感しました。
それ以外はお墓参りと人に会ってたぐらいで割とのんびりしていたので読書や研究などをしていましたよ。
さて最近よく相談されるようになったことがあります。
それがビジネスモデルについて。
どうもビジネスの環境が変わってきたことを実感しているようです。
今までも知識として変わる、変わっているという認識はあったのですがまだまだ先のことだと思っていたのがいよいよ影響がで始めたようです。
うちの会社や事務所がどうなっちゃうのかという相談よりは、うちの業界どうなっていくのだろうという話が多いです。
未来予測をするのに1番確実なのは統計情報。
日本がどう変化してきてこれからどう変化していくか。
特に日本全体ではなくビジネスが主となる生産人口と呼ばれる20~64歳までの人口推移はとても参考になります。
2010年人口が1億2,800万人、そのうち生産人口は7,500万人です。
6割ほどが現役世代の社会になります。
それが15年経過する2025年になるとこう変化します。
人口1億2,000万人、そのうち生産人口は6,600万人になります。
人口が800万人ほど減り、生産人口も同じぐらい減っていきます。
生産人口の割合も5.5割と減少していきます。
人口も減少するし、お金を必要としお金を使う現役世代も減少します。
このことから売上を上げていくのは難しくなり、また人を雇うことも難しくなっていきます。
僕が60歳になるころの2040年になるとこう変化します。
人口は約1.07億人まで減ります。
生産人口は5,400万人まで減ります。
生産人口の割合も約5割になります。
もう今と全く違う社会です。
これだけの変化があるのであれば、商品やサービスが変わっていくのは当然としてビジネスモデルも働き方も会社や税理士事務所のあり方も変わっていくでしょう。
こういう時に大切な考え方の1つが周りよりも少しだけでも先にいくっておくことです。
周りより少しだけでも早く先に行くようにすることで変化に対応する時間を稼ぐことができるからです。
結果、うまくいきやすくなりますし、成功しやすくもなるのです。
そのためにも社長や経営者は進んで行動し、変化をおこすように努めましょう。
繁忙期明けにむけてぜひ意識してみてください。