from 福元友則
6月になりました。
やっと繁忙期が終わり少しほっとしてる先生、今年は何にチャレンジしようかなと社長モード全開の先生、毎年バタバタして終わっちゃうから今年こそはと一念発起している先生、色々な先生がいらっしゃるようです。
どんな会社でも、そして特に専門家には必須というか必ずやらなければいけないことがマーケティング。
ビジネスを守るためにも、ビジネスを伸ばすためにもマーケティングに取り組み、マーケティング力を伸ばす必要があります。
資金力が強くない中小企業では、ビジネスが生きのびるために必須の血液のような存在のお金を売ることでお客さんからもらう以外の選択がありません。
借入があると思う先生もいらっしゃるかと思います。
しかし借入も結局ビジネスから返すことを考えると自分のビジネスからの前借りのようなものですので、中小企業の余命はお金を生み出すマーケティング力次第となってしまうのです。
最近、色んなところでマーケティング、マーケティングとよく聞くようになりました。
しかしマーケティングの定義はいまいち定まっていなくて、人によって使い方も様々なことが多いように感じています。
例えば、アメリカのマーケティング協会は「消費者、顧客、パートナー、および社会全体のとって価値のある提供物を創造、伝達、流通、交換するための活動、一連の制度、およびプロセスのこと」と定義しているようです。
日本マーケティング協会は「企業および他の組織がグローバルな視野に立ち、顧客との相互理解を得ながら、公正な競争を通じておこなう市場創造のための総合的活動」と定義しているようです。
難しい説明になってますが、要は売るための仕組みづくり。
これがマーケティングです。
さらにいうと売れ続けるための仕組みづくり。
そのためにやるべきことは色々ありますが、まずは次のことを考えることです。
誰に何をどうやって売るのか。
まずはこれを考えてましょう。
売り物は何なのか?本当にお客さんが求めているものは何なのか?
ライバルに勝つための独自のウリは何なのか?
ところでお客さんは誰なのか?
誰のどんなお困りごとを解決するためにビジネスを行うのか?
それをどうやってお客さんに伝えていくのか?
などなど。
これらのことをきちんと考えられている社長はとても少ないものです。
また1つずつは考えていても、それぞれにつながりがなくバラバラになっていてビジネスとして活かされていないことも多いものです。
顧問先の社長とぜひ一緒になって考えてみてください。
先生の事務所のことは幹部の人たちで考えてみましょう。