from 福元友則
「ビジネスが失敗する理由はあなたが顧客を置き去りにしたか、顧客から置き去りにされたかのどちらかだ。」
もし顧問先のビジネスが失敗するとしたら、顧客を置き去りにするか、顧客から置き去りにされるかどちらだと思いますか?
僕は中小企業の大半は顧客から置き去りにされていくタイプだと感じています。
しかし社長のほとんどは顧客から置き去りにされていると感じていないでしょう。
もしくは多少感じていたとしてもそれがビジネスに危機をもたらすレベルだとは思っていないでしょう。
社長の相談にのっていてよく思うのはもう少し早く相談してくれてればということ。
もう少し早く相談してくれてればもっと楽に業績アップ、業績改善できたのにと感じることが多々あります。
なぜ相談したり手をうつのが遅くなってしまうのでしょう?
もう少し我慢したら、風向きが変わるかもしれないという期待があるのでしょう。
しかしそうした期待が現実になるケースは少ないです。
ほとんどのケースでは顧客基盤を安定化するために何もやっていないからです。
顧客獲得や顧客維持に何かしら取り組んでいれば、顧客から見た自分のビジネスを知ることができるはずです。
今顧客を置き去りにしようといていたら、お客さんの反応を見れれば危機にすぐ気づくことができます。
今顧客から置き去りにされようとしていたら、お客さんの反応を見れれば危機にすぐ気づくことができるはずです。
また顧客基盤を安定化させる取り組みには3つのメリットがあります。
認知度の向上と、新規顧客の獲得、そして顧客維持です。
お客さんは存在を知らないモノは買えません。
また一度買ったことがあったとしてもすぐに忘れてしまうものです。
忘れられてしまったら存在を知らないモノ同然です。
知ってもらうためには、覚えててもらうためには認知度を高め維持することが不可欠です。
そして認知度を向上することは新規顧客の獲得にもつながります。
新規顧客の獲得できなければビジネスを成長させることはできません。
とはいえ既存客が減っていっては顧客基盤は安定しません。
新規顧客の獲得だけではなく、顧客維持にも力をいれなければいけません。
つまり売上が安定し、増え、業績アップし、そしてビジネスを成長させることができるということです。
顧問先の社長の相談にのる際の参考にしてください。
また先生の事務所でも取り組んでいきましょう。