From:福元友則
クリスマスも過ぎ年末モードになってきましたね。
この時期になるとあと1週間で年末業務も年始の準備もとバタバタしている人ばかりになってきます。
税理士事務所は月末支給の給与で年調還付金を還付する作業に追われていることかと思います。
みんな忙しいときだと思うので、今日は短めに。
色んな人と話しをしていて最近特に思うこと。感じること。
業績が伸びている人とそうではない人の違い。
ある社長と話しをしていた時のこと。
僕に相談があるといってとても暗い顔で話しをしてきました。
色々聞いていると、どうも自分の業務以外の話しをお客さんに要求されているとのこと。
どうやって断ったら角がたたないのか?
断ったら、失客してしまうんじゃないか?
そんな心配をしていました。
また別の社長と話しをしていた時のこと。
今度新しいお店をオープンしようと思うんです。
うちのお客さんがうちにないサービスを欲しがっていることがわかったので、それを提供したらお客さんも喜んでくれるし、業績もあがるので。
ちょうど同じ頃にあった相談です。
この2つの相談、僕には同じ相談に思えるんですよね。
「お客さんが望んでいるニーズがあったけど、まだ提供できていない。」ことに対して自分がどう感じているかの違いだけなのです。
この2人のうち、どちらかだけが業績が伸びているとしたら、どっちの人が伸びているでしょう?
もちろんチャンスだと感じている社長の方ですよね。
1人は職人、もう1人は起業家なのです。
職人タイプの人は、自分の現業に縛られて経営をしています。
ところが起業家タイプの人はどんどん枠を広げるのでチャンスがどんどん舞い込んできます。
これからは現業はどんどん縮小していく時代です。
そんな中でつかまえるべきチャンスは、同じお客さんに違うものを売るチャンスです。
ぜひ起業家タイプの経営者として、起業家タイプの税理士として、今いる顧問先に今までと違う商品やサービスを提供できるチャンスをみつけ、そしてそれを提供することで業績を伸ばしていってください。
ー福元友則