from 福元友則
最近読書の量を増やすように意識しています。
自分では読書している方だと思っていたのですが、比べてる人が間違ってまして。
もっと読書している人はいるぞと。
ということで読書強化中なのですが、特に意識しているのは王道系の本を読むことです。
専門分野のマーケティングとか心理学とかの本を選ぶと、ついつい最先端のとか今まで読んだことのないマニアックなテーマを選びがちです。
ですが、読書に求めることは自分の理解をより一段と深めることだと決めて古典を中心に読み返すようにしています。
ということで今回は今までやったことのないテーマ。
おすすめ本の紹介です。
まずはマーケティングというか心理学の本です。
なぜいきなり心理学?と思われる先生もいらっしゃるかもしれません。
ですが、マーケティングの本質は心理学です。
売れる商品を考えるのも大切ですが、その商品を買ってくれるお客さんを理解することのほうがもっと重要だからです。
①影響力の武器 ロバート・チャルディーニ
これはマーケターが10人いたら10人がすすめる名著です。
この本は消費者側にたっていかに心理誘導されて買うのを防ぐかみたいなテーマで書かれていますが、内容は購買心理学の解説です。
人が購買にむかう時、どういった心理で購買するのかを1つ1つ研究事例を紹介しながら解説してくれています。
とてもおすすめの本ですが、1点注意が必要です。
というのも、専門書であるため読むのが少々難解なのです。
ですので、細切れの時間で読むよりもまとまった時間を確保して読むことをおすすめします。
読んだ先生は、僕と会ったらカチッサーしましょう。
②ザ・コピーライティング ジョン・ケープルズ
コロナ渦からオンライン化の流れが加速しています。
オンラインで商売するにはどうやってやったらいいですか?と質問されることも増えてきました。
オンラインのマーケティングは、ダイレクトマーケティングそのものです。
ダイレクトマーケティングとは、生産者がお客さんに直接売るマーケティングのことです。
例えば、コンピューターのDELLがこのマーケティング手法で頭角をあらわしたのは、それまで家電量販店などの売り場で売られていたパソコンをお客さんに直接売ることで、他と競合することなく、また中間マージンを抜かれることなく売ることができたからでした。
また最近、市場が開かれなかったり飲食店が自粛しているためとった魚が売れない、肉が売れないからと直接お客さんに売っているのを目にする機会が増えました。
これこそがダイレクトマーケティングです。
そこで課題になるのが、売れるホームページにするには何を書けばいいのか?
どうやって書けばいいのか?です。
この文章術のことをコピーライティングといいます。
このコピーライティングの古典がケープルズの本です。
色んな参考例ものっているのでパラパラとめくっていくだけでも参考になると思います。
ホームページを強化したいとか、オンラインの仕組みをつくりたいと思う先生はぜひ読んでみてください。
思ったよりも長くなってしまったので、今回はこのへんで。
他にもおすすめの本はたくさんありますので、また紹介していきますね。