from 福元友則
今までたくさんの社長の相談にのってきました。
今やろうとしていることは正しいのか迷うこともあると思います。
これから何をやるべきか迷うこともあると思います。
中小企業の経営は不確定なことを実行することがほとんどなので、迷うことがあって当然です。
真剣であれば真剣であるほど迷うでしょう。
そんな時、この質問を自分にしてみてくださくい。
「いまは学ぶときですか?
それとも稼ぐときですか?」
この質問をしてかえってくるこたえは様々、ケースバイケースです。
しかし共通しているのは、ほとんどの人はそんなことを意識していないか、学ぶときと稼ぐときを混同しているということ。
意識していないならまず意識するようにしたほうがいいです。
稼ぐ準備が整うには学ぶ必要があります。
学びのときを過ごしていないのに、稼ぐときはこないのでもしこの何年かを振り返ってそうした将来への投資のような時間が見当たらないならまだ稼ぐ準備は整っていません。
今後のためにまず学ぶときを過ごすべきです。
学ぶときというのは、本当に勉強するということばかりではなく、例えばメンターをもつこともあります。
また人脈をつくることもあてはまります。
ちなみに人脈づくりを名刺集めと勘違いしている人もいますが、名刺を何枚集めても何の役にも立ちません。
ここでいう人脈とは、自分がやりたいことをすでにうまくやっている人だったり、自分がお客さんにしたい人をすでにお客さんにしている人だったりします。
他にも今より重要な仕事につくことを該当します。
また具体的なスキルや知識が身につく仕事も該当します。
こうしたことは学ぶときにやっておくといいことです。
学ぶときのアドバイスを1つ。
できるだけ刺激を受けれる環境に身を置いてください。
できるだけ同じような学びのときを過ごそうとしている人がいる場所です。
こうしたところで目的を持って数年すごせば、稼ぐ準備を整えることができるからです。
稼ぐときがきたらガンガン稼ぎましょう。
ただこの時も注意が必要です。
稼ぐときは長く続かないものです。
スピード感をもって対応すること。
それから次の稼ぐときへの布石として学ぶ時間を確保することを忘れないようにしましょう。
学ぶときと稼ぐとき、種まきの春と収穫の秋ではありませんが時期を意識して時間を使うようにすると中長期で業績アップできるようになります。
ぜひ意識してみてください。