From:福元友則
今、大きな時代の変化が起きようとしています。
技術の進歩が生活を大きく変える転換点にいます。
そういった技術の進歩について、このメルマガでも色々と紹介してきました。
今までもこれからも、どんな企業の完璧な戦略も、技術や社会、トレンドの変化に足元をすくわれてきました。
ですから、こうした変化を事前に読み取り、未来に向かって調整していくのが経営の極意なのです。
例えば最近のニュースで、BOOKOFF渋谷センター街店が7月22日に閉店するというのがありました。
8年前は1,110店舗だったのが、今年の3月末時点で825店舗と大幅に減少しています。
そんな中にあってフラッグシップ店であった渋谷センター街店が閉店。
当初は、古本の査定価格の明瞭化により大量の仕入れが可能だったのが、技術の進歩により、わざわざ店にもっていって、安く買い叩かれるのは嫌ということでブックオフへの持ち込みが大幅に減っていっているからです。
じゃあ漫画を読まなくなったのかというとそんなことはなくて、電子書籍に移行したり、メルカリなどのフリーマケットアプリやヤフオクなどのネットオークションサイトにお客さんがどんどん移行していってるトレンドの変化に対応できなくなったため起きている業績不振なのです。
こうした時代の変化にあわせて、ただ変わればいいのかというとそんなことはありません。
大事なことは、変化のスピードではなく、変化の方向性です。
急ぎすぎてどの方向に変化するか間違えては意味がありません。
技術の変化は時として企業を激しいジレンマに陥れます。
変化に必死に抵抗するか、それともその流れにのるか、そのどちらがいいかは言うまでもありません。
変化にあらがって、なっくなっていった企業は枚挙にいとまがありません。
僕たちにできることは、その変化にあわせて戦略を調整すること、つまり自分たちが変わることしかありません。
その際とれる方法は5つあります。
①新旧両方に二股する
②完全に新技術に乗り換える
③あえて旧事業にとどまる
④新しい名前に変え、完全の乗り換える
⑤新旧の分野に別々の名前で参入する
さて、この5つの方法のうちどれを選択するのがよいでしょうか?
先生ならどれを選択しますか?
もし顧問先の社長が相談してきたとしたらどれをおすすめしますか?
次のメルマガでこの5つの選択肢について解説していきます。
それまでにどれを選択するのがいいのかぜひ考えてみてください!
ー福元友則