From 福元友則
最近、税理士先生のコンサルへの関心がいよいよ本格化してきたなと感じます。
クラウド会計やAIの発達に加えて、顧問先の業績の悪さに拍車がかかってきてるからだと思います。
また今までは対処療法で済んでいた顧問先も抜本的に変革しないと今後やっていけそうになかったりします。
まず経営の様々な面をデジタル対応しなければいけません。
それに加えて、デジタル時代のビジネスモデルに変えていかなければいけません。
それには当然商品の刷新や営業方法の改革、人材育成や新しい人材の発掘なども加わります。
デジタルにあった営業方法をとらなければ売れなくなってしまいます。
デジタルにあった商品でなければ売れなくなってしまいます。
(デジタルで売りやすい商品と売りにくい商品があります。)
デジタルで営業するのに必要なスキルも変わってきますし、HPやサイト運営なども必要になってきます。
またコールセンターではありませんが、電話受付などもとても重要になってきます。
ですので、それにあった人材育成や新しい人材の採用も必要になってきます。
まさに経営は課題しかない、やらなければいけないことが山盛りの状況です。
顧問先はこういう状況です。
(遅かれ早かれこういう状況に陥ります。)
これだけのことを社長が1人でできるわけありませんし、社内で行いことも難しいでしょう。
すでにそういうスキルを持っている人材が揃っていることはとてもめずらしいからです。
ですので、外部の専門家に頼らなればいけない時代が来ています。
こうした背景がコンサルタントへ関心を向けているのではないでしょうか?
ここで考えていただきたいのは、ではいつからはじめるべきか?ということです。
結論から言うと、できるだけ早く始めることをおすすめします。
コンサルタントにはもともと情報提供が求められています。
そこにプラスしてロジカルシンキング、観察眼や論理的思考力が求められます。
クライアントの理解は時間とともに深くなりますので、早いに越したことはありません。
コンサルの業界も時間とともに専門化が進んでいます。
ですので、始めるタイミングが遅くなればなるほどはじめるときにより深い専門知識が求められるようになり、相当なレベルにないとはじめれなくなってしまうかもしれません。
また早くはじめるほうが、経験を積むことができますし、スキルアップにもつながります。
(実践でのフィードバックほど成長につながるものはありません。)
また興味関心がある先生はおそらくその関心が消えることはありません。
また次の何かのタイミングででてきます。
(人のニーズや欲求はそんなにかんたんに変わりません。
変わるのは優先度だけです。)
こうしたことを考慮するといつが始めるのにいいタイミングなのかを考える参考になると思います。
ぜひ時間をとって考えてみてください。