From:高名一成
「今はもう企業が人を選ぶ時代じゃなくて求職者が企業を選ぶ時代ですよね。」
これは先日ある先生と採用について話をしたときに僕が言ったこと。
以前はこうではありませんでした。
どちらかというと、企業が求職者を選ぶ時代でパワーバランス的には企業の方が強い状態が続いていました。
ですから、求職者は企業の求める人物像に合わせていかないと採用されませんでした。
しかし、今はこのパワーバランスが変わってきています。
需要と供給が逆転したからです。
日本は生産人口(働ける人)が減り続けています。
しかし、企業の採用供給量は減っていません。
むしろ供給量は増えているかもしれません。
この状況の中、以前のようなスタンスでは採用はうまくいきません。
採用をうまくやるためにはマーケティングに取り組む必要があります。
マーケティングとはお客さんのニーズを把握し、お客さんのためになる商品を作って、それを売って顧客貢献する活動のことです。
これをやっていれば、お客さんから喜ばれ事業は自然と成長していきます。
これを採用に当てはめると求職者のニーズを把握し、求職者のニーズを満たせる会社を作って、求職者に選んでもらう、こういった形になります。
売上を増やすのにマーケティングが必要なのと同じで、いまは採用をうまくやるためにもマーケティングが必要です。
マーケティングに取り組む第一歩は顧客理解です。
顧客が理解できなければ顧客から選ばれることはありません。
同じように求職者を理解できなければ求職者から選ばれることはありません。
ですから、顧問先が困っていること、求めていることを今一度考えましょう。
求職者が困っていること、求めていることを今一度考えましょう。
いまやマーケティングは売上を増やすということ以外でも必要なスキルとなっています。
ぜひいち早くマーケティングを学び、マーケティングに取り組みましょう。
-高名一成
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