From:高名一成
10月に入り緊急事態宣言が解除されました。
東京は9月末くらいから1日の感染数が急激に減り出し昨日は100人を切っていました。
本当に!?と思ってしまうくらいの変わりようです。
でも、そのおかげで街には活気があふれています。
飲食店は1日から営業再開し、お店には人が殺到しているみたいです。
1日の東京は台風が来ていたんですが、そんなこともそっちのけでお店は盛り上がっていたとか。
飲食店は厳しい制限をかけられたことにより、経営も精神面も落ち込んでしまっているところがかなり多いので、これで少し上向きになってほしいところです。
しかし、年末なれば感染数が増えるでしょうし、そうなればまた緊急事態宣言や厳しい制限をかけられる可能性があります。
ですから、もしそうなっても安心して経営ができる対策を取らなければいけません。
もう何度も同じことが起きているんですから、こういったリスクも考えて対策するのが経営というものです。
その対策のヒントはコロナが起きてから1年以上経ちかなり顕著になってきています。
1つは客単価の高いお店は強かったということ。
客単価の高いお店は少ない客数で大きな売上を作ることができるので、集客が思うようにできない環境化において重要性が増しました。
ですから、この対策をとったお店は単価が高いメニューを新しく開発したり、客単価を高めるテクニックを使っていました。
こういったお店は売上が落ちずに逆に増えたところがあるくらいです。
それから、顧客リストがあるお店が強いこともわかりました。
顧客リストがあれば、能動的にお客さんを呼び込むことができますが、顧客リストが無ければ、お客さん来てくれないかな、、、と期待を抱いて待つしかありません。
顧客リストを使って集客すれば、常連さんを集めることができます。
常連さんはお店を応援するために高いメニューを頼んだり、最後にボトルを入れて帰ってくれます。
顧客リストを使って集客することが、客単価を高めることに繋がるのです。
逆の言い方をすると、顧客リストがないお店は客単価がを増やすことがなかなかできません。
他にもオンラインやテイクアウト、デリバリーといったやり方もありますが、根本的にはこの2つです。
今営業が再開された中、どのお店も目の前のお客さんのことでいっぱいっぱいになっているでしょう。
ですから、ほうっておくとこういった大切なことが疎かになってしまうはずです。
中小企業のドクターである税理士がぜひ教えてあげてください。
これらのことは今こそやらなければいけないことです。
ー高名一成