From 福元友則
早いもので2021年も半分が過ぎてしまいました。
今年の目標が達成できそうにない人もこれから巻き返していきましょう。
もう達成できそうという人は、目標を上方修正していきましょう。
また税理士事務所が繁忙期を抜けてからも1ヶ月が過ぎました。
準備万端という先生も、まだまだこれからという先生も頑張っていきましょう。
今日の記事は、これから新しく何をはじめようという先生に考えおいてほしいことです。
たまに質問を受けることで
「スペシャリストとゼネラリスト、どちらがいいですか?」
というものがあります。
スペシャリストとは専門家のこと。
ゼネラリストとは専門家の反対で、広範囲な知識を持つ人のことであったり、総合職とかプロデューサーなどオールマイティに活躍できる人材を指す言葉です。
スペシャリストとゼネラリスト、どちらが成功しやすいと思いますか?
またどちらが早く成功できると思いますか?
ほとんどの人は、何かを始めるときゼネラリストを志向します。
できることが多いほうが、対象も多くなって、チャンスが増え、成功しやすいように感じるからです。
しかし現実は逆。
できることが多いゼネラリストは、何でも屋のポジションになってしまいやすいのでなかなかチャンスに恵まれません。
また何でもできるというのは、何でもできるようになるために時間もかかることを意味します。
ですので、成功確率が高いのも、早く成功できるのもスペシャリスト、専門家になります。
ではゼネラリストにメリットはないのかというとそうでもありません。
ゼネラリストは成功するのは難しいし、成功するまでに時間もかかりますが、成功した場合、成功の規模はスペシャリストとは桁違いになります。
ですので、冒頭の質問の答えはこうなります。
「早く成功したいならスペシャリスト。
成功確率を上げたいならスペシャリスト。
大きく成功したいならゼネラリスト。」
なのです。
そう考えると、これが1番おすすめの方法です。
スペシャリストではじめてゼネラリストに転身していくことです。
何かをはじめる時にどういう成功をしたいかやどれぐらい成功したいのかを考えてどちらではじめるかを選択してください。
ほとんどの人は成功確率をあげようとしてゼネラリストを選んで失敗しています。
こういったはしごの掛け違いがおきないよう今回の内容を参考にしてくださいね。