from 福元友則
顧問料が伸びないとか、
値上げしないといけないけどなかなか難しいとか、
お客さんとの関係性が悪くなってきたとか、、、
そういう相談をよく受けます。
最近税務だけでやっていくのに限界を感じている先生が増えてきている印象を受けています。
価格競争がさらに激化してきています。
そこにAIやクラウド会計などが追い打ちをかけている様子。
お客さんが税理士に頼らなくても決算ができるようになりつつあるためです。
そこでこのままではまずい、、、
税務に頼らない別の収益の柱をつくることで安心したい、、、
そんな状況で注目を集めているのがコンサルになります。
顧問料の限界を感じていた40代税理士の先生の話を紹介します。
相談してくださったのは、地方で個人事務所を運営する40代の税理士のS先生。
顧問先は100件ほど。
業務は安定してるけど、正直このままじゃ売上も時間も頭打ちだな、、、
そこで、思い切って一部の信頼関係ができている顧問先に、こんな提案をしたそうです。
「毎月の数字を一緒に見ながら、経営の方向性を整理する“月1のミーティング”やりませんか? 1回1時間、月3万円でどうでしょう?」
最初はそんなお願いきいてもらえるのかと不安だったそうです。
でも社長の反応は、先生の予想と違いました。
誰か相談できる人が欲しかったとか、、、
先生とそういう相談ができるのならありがたいとか、、、
そんな社長が何人かいて顧問先の経営支援をするという方向性に自信を持てたそうです。
もちろんこれだけで次の収益の柱ができるかといったらそうではありません。
でも閉塞感が漂う現状を打開できるかもしれない光がみえたことが何よりとのこと。
実際やってみて感じたことは予想外の手応えでした。
社長が先生に求めていたのは第3者としてのアドバイスではなく、
社長と一緒に自社の課題を考え対策に取り組んでくれること。
つまりアドバイスよりも姿勢を評価してもらえているとのことでした。
もちろんこれは報酬が安いからかもしれません。
高額になればアドバイスが求められるようになるだろうとのこと。
だから今後はアドバイスができるようになるために、色々な専門知識を身につけていきたいとおっしゃってました。
報酬の額の問題ではなくやりはじめることが重要。
当初はアドバイスではなく社長をサポートすることをウリにする。
やりながら専門知識を身につける。
こんなことを意識してみてください。
来年はさらに競争の激しい1年になりそうです。
ぜひ先生も次の収益の柱づくりに取り組んでいきましょう。

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