From:高名一成
一昨日の夜から昨日の朝にかけて関東地方には猛烈な台風がきました。
その影響で交通機関が大幅に乱れました。
昨日は茨城で開催中の商売繁盛の会の日でした。いざ向かおうと思ったら自宅の最寄り駅は大混雑。東京駅まで行きたいのに、迂回しないと行くことができませんでした。
そこから高速バスに乗って向かう予定でしたが、バス乗り場に行ってみたらバスは運休。
現地の税理士事務所と電話をとりあってみると、現地は停電になっているし、いつ何がどうなるか分からないので商売繁盛の会は中止になりました。
台風一過の影響で猛暑になっているのに停電で冷房などが使えないと大変だと思います。被害に遭われている方は水分補給を多めにし、熱中症にはくれぐれも気をつけてください。
今回の商売繁盛の会は「客単価を増やして売上を増やす」方法を解説する予定でした。
客単価を増やす本当の意味は利益を増やすことです。これはいつもシェアしているので、今日は利益以外のメリットについてシェアします。
そのメリットとはいいお客さんを増やせるということです。
客単価が高いお客さんは商品を評価してくれて、新しい商品を次々と購入してくれて長期的に付き合うことができます。
どんな会社でもこういったお客さんは理想的なお客さんでしょう。
反対に悪いお客さんとは?ということですが、人によって定義は変わるかもしれませんが、一般的には理不尽なクレームや要求を言ってきたり、過度な値引きをしてくるような人です。
こういったお客さんは客単価が低く、安さを追求する傾向にあります。
なので、自分たちが客単価の低いビジネスをしてしまうと、必然的にこういった類のお客さんが集まってきてしまいます。
ですが、反対に客単価を高くしたらどうでしょうか?安さを追求するお客さんの手に届かない立ち位置になるので、そういったお客さんと関わりを持つことがなくなります。
クレームや値引き要求に対応する時間がなくなるので、より生産的な仕事がでるし、よりいいお客さんをフォローすることも可能です。
それに、ストレスフリーな精神状態を保つこともできます。
こうなるためにも客単価アップに取り組むのは重要なことなのです。
そのための時間を作り出すためにも客単価が低いお客さんにはあまり手をかけないというのも1つの手です。
今後は数より質を追求するビジネスモデルが成長の鉄則です。
ぜひ、客単価アップを考えてみてください。
そして、顧問先にもアドバイスしてあげてください。
ー高名一成