From:高名一成
先日、税理士の大野晃さんと会ってきました。
大野さんのことはご存知の方も多いかもしれませんね。
RPAを普及させたり、税理士事務所が200社集まる会員組織を運営していたりします。ご自身もコンサルタントとして活動しているので、まさにこのブログで提唱している次世代型税理士の代表格の方です。
実は大野さんと僕は同じ高校の同級生。
でも、当時はクラスが違ったので話しをしたことはなく、お互いがお互いを知りませんでした。
今はひょんな事からコンタクトを取るようになり1ヶ月に1度、情報交換をしたり食事をしたりしています。それにウチの商品を購入してくれたお客さんでもあります。
で、先日話しをしていると税理士業界はいずれ顧問料0円時代がくるという話題に。
大野さんはyoutuber(https://00m.in/IqiGo)としても活動していて、このテーマの動画の再生回数はNo.1だそうです。
それくらい関心があるとともに、多くの人が危機感を感じているのではないでしょうか?
僕の所感としてはいつになるかは分かりませんが0円時代はくると思っています。実際に顧問料0円をウリにしている事務所はすでにあります。
今、0円顧問料でやっている事務所は戦略的にやっているはずですが、これからは戦略とは関係なしに0円になってしまう可能性が高いのです。
なので、その対策を今から講じる必要があります。
そのために考えることは次の2つです。
1つは税務に変わる主軸商品を作ること。
もう1つは投資と回収の収益モデルを作ること。
税務に変わる主軸商品に関しては説明する必要はありませんよね。これは必須なので、今のうちから確実に準備していきましょう。
投資と回収の収益モデルに関してですが、今までの税理士事務所の収益モデルは税務顧問だけでした。税務顧問を売って顧問先数を増やすことで経営をしていました。
でも、これからは先に投資をして後から売上/利益を回収する収益モデルが必要です。
これができる様になると顧問料0円時代は悪い時代ではありません。ライバルよりも早く0円にすることで価格競争力を出すことができるからです。
他より安いのですから当然顧客は殺到するはずです。でも、これでは儲けが出ないので後で他の商品を売ることで儲けるのです。
フロントエンド、バックエンドの関係ですね。(聞いたことがない人はググってみてください!)
カンタンに紹介しましたが、この中でも急ぎでやらなければいけないのは、主軸商品を作ることです。つまり商品開発ですね。
これはある程度時間がかかることなので、今から準備をしなければいけません。
あなたの事務所は準備は進んでますか?急いで進めていきましょう!
ー高名一成