From:高名一成
先月まで茨木県で商売繁盛の会を開催していました。
昨日はその会に参加したお客さんのインタビュー動画を編集しチェックしていました。
ひとつひとつ動画をチェックしていると、
「客単価が上がり利益が月に12万円増えました(飲食店)」
「広告から受注を得ることができました(住宅メーカー)」
「既存客に注力したことで今まで伸びなかった商品が売れるようになりました(広告代理店)
「従業員のモチベーションが上がり売上が増えはじめています(接骨院)」
と多くの成果報告をいただきました。
この様に売上アップしたという声を聴けるのはとても嬉しいですね。個別にコンサルしたわけでもなく、ただの勉強会に参加しただけでこの様な成果が出ているので僕も驚いています。
そして参加した方は口々に顧問税理士への感謝の言葉を述べていました。
というのも、この勉強会は税理士事務所が地元で顧問先や地域の中小企業向けに開催しています。
参加された方はみんな地元で売上アップの方法を学べる勉強会を開催してくれたことに感謝していました。
中には、
「はじめは参加することに乗り気じゃなかったけど○○先生が良いって言うんだったら参加してみようくらいの気持ちでしたが、本当に参加して良かったです。引き続き地元で開催してもらいたいです。」
と言っている人もいました。
僕は昔から仕事で全国出張が頻繁にあります。
そこで、感じることは多くの社長が地元で学べる環境を求めていること、自分たちの力で地域活性化をやっていきたいと思っているということです。
確かに東京や大阪などの中心部と比べると地方は学べる環境は少ないと思います。セミナーや講座があまりなかったり、あっても自分が求めているものではないことが多いでしょう。
本当に参加したいものは東京や大阪に出ていかないといけません。ただそれには旅費交通費がかかるし時間もかかります。これは地方の方にとっては大きなデメリットです。
例えば飲食店の方は遠方に学習しにいくのはかなりハードルが高いです。
遠方に行くとまる1日潰れてしまいますが、だいたい社長自信が営業に入っているので、この選択肢はなかなか考えられないんですね。
でも、地元であれば、勉強会の時間のシフトを厚くしておいて、直前まで営業に入ればいいと考えられるし、なにかトラブルがあればすぐにかけつけることもできます。
だから地元でこういった環境があることにとても感謝しているのです。
税理士はこれからの時代は「経営支援」をしていかなければいけないと言われています。
その経営支援の形のひとつに、この様な学習環境を作ってあげるということがあげられます。実際に求められていることですから。
この活動を続けていくことが他の税理士事務所との差別化要素にもなってきます。
それにこれが真の地域活性化であり地域復興です。
この礎を税理士が築くことは大きな意義があるのではないでしょうか?
ぜひ、セミナーや勉強会をやって地元企業の経営支援をすることを来年のテーマにしてみてください。
ー高名一成