from 福元友則
今年のマーケティングの1番の変化はオフラインをオンラインが抜いたことだと思います。
今まではも1部の業界や都市部ではネットを活用されてきました。
しかしこれは先進性などを示すための差別化だったりするところもあり、必須というよりはあるといいよね、便利だよねという感じでした。
お客さん側も便利だし、事業者側も効率よくできるのでビジネスの生産性が上がるため取り組んでいるところが多かったです。
実際、うちも事業を始めるとき年齢や他との差別化要素として必ずネットを活用することに決めました。
コンサル会社は売り物としてIT系をすすめますが、自分たちはアナログなケースが多々ありますので。
ですが、コロナで一変しました。
日本全国誰もがオンライン対応できないといけなくなりました。
5年から10年かけて起きる変化が一気にきた感じです。
とにかく人に会えないのが痛い。
先日お会いした保険の営業マンはコロナまでは順調にいっていたのに最近は全く売れませんと嘆いていました。
また別のある人は決済で現金を選ぶ人が減ったといっていました。
現金からコロナ感染をおそれてなのか、昨年のキッシュレス政策が効いたのかはわかりませんが、とにかくキャッシュレスで支払いをする人が増えているそうです。
この変化はとても重要です。
現金払いであれば、直接店舗でとなりますがキャッシュレスで払うのであれば店舗でなくてもよくなります。
するとオンラインで買い物をしようとか、支払いをしようとなりやすくなるわけです。
こんなことがあちこちで起きているので社長の多くはオンライン対応の情報を求めていることが増えました。
今までは自分がよくわからないことなのでと敬遠していた方も時代に取り残されないようにと必死に情報収集しています。
ですが、古い情報や古い考えでオンライン対応してしまうケースをよく見かけます。
その最たる例がホームページです。
ネットで商品を売りたいとか、ネットで問い合わせをもらいたいとか、ネットでセミナー集客をしたいとかそういう時にホームページでなんとかしようとしている社長を多くみかけます。
ですが、これは間違いです。
ネットを売上につなげたい場合にすることはホームページではありません。
ホームページは会社案内とか、カタログみたいなものです。
これで何かを売ることはなかなか難しいことです。
もしオフラインであれば何かを売りたい時何をするのか考えるとよくわかります。
チラシを作る人がほとんどでしょう。
オンラインでチラシに当たるのは、LP(ランディングページ)と呼ばれる1ページのサイトです。
ネットで売上を獲得するには、このLPをいかにうまく作れるか?
うまく作られたLPをたくさん用意できるかにかかっています。
これを知らずにオンラインマーケティングに取り組んでいくと大変なことになってしまうので注意してください。
もし顧問先でこんなケースを見かけたらすぐとめてあげましょう。