from 福元友則
先日の大雨で被害にあわれた皆さまに
心よりお見舞い申し上げます。
9月8日の名古屋では
16時53分までの1時間に
104.5ミリという雨が降りました。
これは2000年の東海豪雨で記録した97ミリを上回る
26年ぶりに名古屋の観測史上1位を更新する雨だったそうです。
しかも時間帯は夕方です。
仕事を終えて
そろそろ帰ろうかという時間です。
タイミングも最悪だったといえるでしょう。
名古屋市内では
腰の高さまで水につかった場所も
あったそうです。
大雨の影響で電車や地下鉄が止まり
名古屋駅や栄、金山などでは
帰宅できない人が相次ぎました。
名古屋市内では
約460人の帰宅困難者が出たそうです。
名古屋駅では夜9時になっても
タクシーを待つ長い列ができていました。
僕が行っている美容室でも
ほとんどの美容師さんはいつも通り仕事をしていたそうです。
外でそんなことになっているとは知らずに。
そして仕事が終わって帰ろうと思ったときには
電車も地下鉄も止まっていて帰れなくなっていました。
結局始発まで美容室で
過ごすことになったそうです。
今回の話を聞いて変化が速いときは
やばいと気づいてから判断していたら
もう遅いこともあるんだなと改めて思いました。
もう少し雨が弱くなってから帰ろう
もう少し様子を見よう
そう思っているうちに
状況が一気に変わってしまう。
交通機関の側からすれば
今は動かすことができても
この先も安全に運行できるとは限りません。
だから
本当に危なくなってから
止めるのでは遅い。
まだ動かせる段階で
止める判断をしなければならないこともあります。
でも利用する側からすると
まだ電車は動いている
まだ帰れる
もう少し様子を見ても
大丈夫そうに見える。
ここに今回の災害での難しさがありました。
変化がゆっくりなら
問題が起きてから考えても
間に合うかもしれません。
でも変化が速いと
やばいと気づいたときには
すでに選択肢がなくなっていることがあります。
これ今の税理士業界にも
同じことが言えるかもしれません。
AIの進化によって
今まで1時間かかっていた仕事が
10分でできるようになる。
税務の仕事の価値が変わる
顧問料の相場が変わる
顧問先が求めるものが変わる
こうした変化が今までよりずっと速く
起きる可能性があります。
先週大和ハウスが
23道県で新築戸建てから撤退する
という話を書きました。
大和ハウスは住宅が売れなくなってから
慌てて別の収益の柱をつくったわけではありません。
まだ住宅が売れているときから
何十年もかけて
別の収益の柱を育ててきました。
だからこそ必要になったときに
撤退できたのだと思います。
税理士事務所も
顧問料が下がってから
新しい収益の柱を考える。
顧問先が減ってから
税務以外の価値を考える。
それでは
間に合わない可能性があります。
売上に余裕がある
顧問先もいる
まだ困っていない
そんな今だからこそ
新しいことを試すこともできるし
失敗することもできます。
税務以外で
どんな価値を提供しますか?
もっと売上を増やしたい
もっと会社を良くしたい
そんな社長のニーズに
応えることかもしれません。
未来を正確に
予測することは困難です。
ただこれから向かっていく時代が
どんな時代になるかある程度は
わかります。
変化が速くなればなるほど
やばいと気づいてからでは
手遅れになりやすいのです。
だからこそ
まだ困っていない今のうちに何を始めるのか?
そこで
未来に大きな差が出るのかもしれませんね。



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