From:高名一成
以前の記事で、セミナーをやったら懇親会が大事だという話をしました。そして、主催者にとっても、参加者にとってもメリットがたくさんある懇親会にするための5つのルールを紹介しましたね。(参照:懇親会運営のルール知ってる?)
ルール守れてましたか?以外と出来てなかったということもあったのではないでしょうか?ぜひ、1つでも心がけてみてくださいね。
さて、今日は懇親会の種類について紹介します。
まず、Next 税理士 Labでは何をやるにしても目的が大事で、目的に沿った内容にしないとダメだという話をしていますね。
で、それは懇親会に関しても同様です。顧客満足を上げるためだったら、上げるための工夫をこらす必要があります。コミュニケーションを深めるためだったら、深められる工夫をこらす必要があります。
そこで、懇親会には2つの種類が合って、その種類により、達成できることが変わってきます。したがって、事前に種類ごとのメリット、デメリットを把握して開催することが重要です。
着席型と立食型
懇親会は大きく分けると着席型と立食型に分かれます。ここでは、そのメリット、デメリットを紹介したいと思います。
■着席型
まず、着席型です。これが一般的な懇親会のスタイルだと思います。セミナー会場近隣の飲食店を予約して、そこで飲食をしながら交流を深めるというやり方です。おそらく、あなたも参加したことがあるのではないでしょうか?
この着席型は、特徴としては、ただの飲み会に近いです。席が固定されるので、左右や対面している人としかほぼ会話が出来ません。その反面、そういった特定の人たちとの関係性は深めることが可能です。
ただ、単純に開催するだけだと、飲み食いして終わる可能性が大なので、何か目的を達成しようと思ったら、用意周到にする必要があると思います。
■立食型
次に立食型です。立食型はその名の通り、着席する席が無いパターンです。よくある異業種交流会などをイメージされるといいと思います。
この立食型で開催するとビジネス色が強くなります。いろいろな人と交流が出来るというメリットもありますが、関係性はやや深めにくくなります。
ただ、税理士事務所がセミナーを開催すると新規客(税務の見込み客など)と関係を深めたいという目的があると思いますので、その際はオススメです。
なぜかというと、着席型だと新規客の人はほぼ出席しません。始めての人だとなかなか出席しにくいな〜となり、逆に立食型だと始めての人も比較的出席しやすい傾向があります。
さらに、立食型だと、お楽しみ企画を開催することができたりするので、懇親会自体にイベント性を持たらすことができ、懇親会だけで集客をすることも可能になります。
そもそも、異業種交流会が好きな人は多いです。なので、そういった人を集客すれば、新規客と接点が持てる様になります。
ですが、その反面、立食型を開催する場合には、お店選びが難しかったり、ある程度集客して人数がいないと開催できません。運営をするにはかなり入念に準備をする必要があります。
種類ごとによって以上の様な違いがあります。それぞれの特徴やメリット、デメリットは以下の表にまとめました。
ちなみに、オススメとしては両方やるのがいいと思います。なぜならば、両方のメリットは売上を増やしていく時には必ず必要になることですからね。
これからの懇親会は何の目的のためにやって、それを達成するにはどちらのパターンの方がいいのか、ぜひ確認してみてください!
ー高名一成
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