セミナーのやり方

懇親会運営のルール知ってる?

From:高名一成

 

「懇親会が大事。」

 

これはいろんなところで聞く言葉です。
セミナーをやったら懇親会で親睦を深める。セミナー主催者側としてはとても大事なことです。

 

僕も懇親会はとても大事だと思うので、出来るのであれば必ずやった方がいいと思います。

 

ですが、お客さんからすると「営業されるんじゃないかな・・・。嫌だな。」という気持ちが必ずあります。僕もセミナーに参加して懇親会に行くときには感じることです。

 

よく懇親会は営業の場だと思っている方がいますが、ここは営業の場ではありません。結果的に営業に繋がることはあっても、そもそもが営業の場だという前提で開催すると、あまりいい懇親会にはならないでしょう。

 

そのうち誰も参加してくれなくなる可能性がとても高くなります。

 

今日はそんなことにならない様に懇親会運営のルールをシェアしていきたいと思います。この記事では主催者側の目線で懇親会について書いていくので、あなたが開催するつもりで読んでください。

 

懇親会運営5つのルール

 

まず、懇親会は大前提としてお客さんと交流を深める場です。決して主催者側の都合だけを考えた営業の場ではありません。

 

懇親会はルールを守って開催すると、お客さんも主催者側もwin-winになれる最高の場になります。ぜひ、この記事でシェアするルールを守って開催していきましょう。

 

■ルール① お客さんを講師に紹介しよう
まず、懇親会ではお客さんを講師にを紹介しましょう。

 

お客さんは懇親会で講師に自分のビジネスの相談や質問をしたいと考えています。「懇親会でしか聞けない話もあるだろうから、いろいろ聞いてやろう!」という勢いの人もいます。

 

そんな方々を次々に講師に紹介しましょう。そして、講師は相談や細かい質問に答えてあげてください。セミナー中に、なかなか質問しずらかったこともあると思うので、ここで細かく答えてあげることで満足度が上がると思います。

 

なので、主催者側のスタッフはお客さんと講師が話ができる様に運営を心がけられるといいですね。

 

ちなみに講師自ら、積極的にお客さんに名刺交換や話をしに行くことは立場上、難しいので主催者側で気を配ってあげてくださいね。

 

■ルール② たくさん質問しよう
懇親会は、お客さんのコアなリサーチが出来る重要な場です。お客さんが、どんな問題で悩んでいて、何に困っているかを聞くことが出来るからです。

 

この内容が次のセミナーテーマになってきたり、商品開発や改良の参考になってくるので、主催者側はリサーチのつもりで徹底的に話を聞きましょう。

 

あらかじめ質問項目を用意してメモを取ってもいいくらいです。

 

セミナーで信頼関係を培い、お酒も入るので、普段なかなか教えてくれないことも教えてくれたりします。ぜひしっかり準備して臨みましょう。

 

■ルール③ セミナーの参加動機と感想を聞こう
3つ目はルール②と似てくるんですが、参加動機と感想を聞いてみましょう。懇親会で初めて名刺交換をして何を話していいか分からない場合は、これからでいいと思います。

 

聞く理由は単純です。動機から悩み・問題を知ることで次の集客に生かすことが出来るからです。例えば、同じ様な悩み・問題を持った人がいれば、セミナーに参加する可能性は高そうですよね。

 

感想についてはもっと単純です。セミナーコンテンツの改良に役立つからです。時には厳しい意見をいただくこともあるかもしれませんが、それはしっかり受けてとめてください。逆にいい感想をいただけた時は「お客さんの声として使わせてください」と依頼が出来るかもしれません。

 

ちなみに僕は参加動機を聞くことが、とても大切だと思っているので必ず聞く様にしています。

 

■ルール④ 営業はダメ
重複しますが営業はヤメましょう。おそらく営業のためにやるケースがほとんどだと思うんですが、露骨な営業はダメですよ(笑)嫌がられますからね。

 

ルール②、③をしていると、知らず知らず営業に繋がっているケースもあるので、しっかり話を聞いてください。

 

■ルール⑤ 気配りは忘れずに
お客さんのお酒、食事などに気配りしてください。あとは話に入れていない人や孤立してしまっている人がいたら、声をかけるか誰かを紹介するかして気配りをしましょう。ルール⑤は当たり前の最低限のルールなのであまり説明はいらないですね。

 

以上、ざっと5つのルールを紹介しましたが、禁止事項などを考えるとキリが無いことが分かりました(笑)

 

まずは大切だと思うことからシェアしましたので、参考にしていただけると幸いです。

 

特にルール②、③はとても重要です。僕は常にこれを意識して懇親会を運営しています。さらにいいことに、実はこれをやっているだけで、営業に繋がることはとても多いんですね。つまり、露骨に営業をする必要が無いということです。

 

いかがでしょうか?このルールを守ると主催者にとってもお客さんにとっても、win-winな懇親会を運営出来ると思います。せっかく開催するんですから、ルールを守って最高の懇親会にしましょうね!

 

ー高名一成

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