From:高名一成
昨日でお盆休みは終わり。
もしかしたら、まだお休みをとっている方もいるかもしれませんね。
お休みはいかがでしたでしょうか?
facebookを見ると、海外に行ったり、実家に帰省したりと、やっぱり日常生活から離れてのんびりしてる方が多いみたいですね。
たまには仕事から離れて、のんびりすることは、とても大事なことだと思います。
僕もお盆休みは家でのんびりしていましたが、その中でも1日だけ遊びに出かけました。奥さんに「このイベントいかない?」と言われて、行ったのが下記のイベント。
■「タイフード&かき氷フェス in TCK」
https://www.tokyocitykeiba.com/news/35876/
品川にある大井競馬場で開催されているイベントでした。僕は今まで競馬とは縁が無かったので、競馬場に行ったことはありませんでした。
ですが、僕は大の格闘技好きで今回のイベントでは、タイ料理と合わせてムエタイというタイの国技でもある格闘技を見ることが出来るということで行きました(笑)
で、早速競馬場に着くと、ビールを飲みながらタイ料理を食べていろいろなイベントブースを見学しました。
乗馬が出来るブースもあり、奥さんと乗りたいから行こう!と話していましたが、ブースに近づくと、娘が「お馬さん怖い」と言って大泣きしたので、そこのブースはすぐに退散。。。。(笑)
で、当然の様にせっかくだから、1レースだけ馬券を買って遊んでみようという話になり、初競馬を楽しむことになりました。
ですが、まずどういう基準で馬券を選べばいいかも分からなければ、馬券の買い方すら分かりません!
周りには、新聞と赤ペンを持って戦略?を考えている人がたくさんいます。
どうしようかと考えていると、初心者向けに馬券の買い方などを教えてくれるブースを見つけたので、そこで話を聞くことにしました。
そして、インストラクターの人の話を聞いていると、、、、
勝負に勝つにはリサーチが大事
ってことだそうです。
ブースでは基本的な競馬のルールや馬券の購入方法と、勝負に勝つためのポイントをいくつか教えてもらいました。
まず、初心者は単勝で賭けるといいということでしたが、最も大事なことは事前のリサーチだということでした!
まずは、オッズ(賭け率)が出ているので、オッズを確認して上位オッズから1頭を選び、中位オッズから1頭、下位オッズから1頭を選び馬券を購入する方法が最も手堅いそうです。要は3頭に賭けるということです。
もちろん上位オッズが勝つ確立が一番高いのですが、オッズが低い馬でも勝つことはある!そうです。
いわゆる大穴というやつですね。
馬の当日のコンディションや騎手の腕によって大穴が来ることもけっこうあるみたいですね。
騎手の腕や得意なコース、馬のコンディションをチェック、つまりリサーチすることが一番大事だということです。
今回は初めてだし、そんな時間は無いので、オススメの騎手を教えてもらい、馬のコンディションをパドックに行って確認して馬券を購入しました。
そして、レースが始まり、結果は、、、、、、
僕が購入した中位オッズの馬が見事に勝ちました!
初競馬で勝つことができました!もちろん、掛け金は低くしてあったので、大した金額ではありません。お昼ご飯代くらいです(笑)
でも、とても面白い体験でした。
そして、インスタラクターの人が教えてくれた、リサーチのポイントが非常に重要だということも分かりました。
通常であれば、上位オッズの馬が勝っていたはずですが、僕はこのレースではそうならないと思っていました。
なぜならば、教えてもらったリサーチのポイント通りにリサーチをすると上位オッズの馬が勝てそうに無かったのです。
感覚、経験よりも事実!
僕が馬のコンディションをパドックに確認していくと、上位オッズの馬は、あまり調子がよくなさそうでした。(調子が良い、悪いの判断基準は教えてもらいました)
逆に僕が賭けた中位オッズの馬は調子が良さそうでした。さらに騎手もオススメされた人でした。そのリサーチが正しかったかどうかは分かりませんが今回は勝負に勝てたので正しかったのではないかと思います。
今回は競馬の話でしたが、ビジネスにおいてもリサーチは大切でマーケティングをやる時には必ず必要なことです。
得に何か意思決定をする時にとても大事なことです。大きな枠組みでいうと事業の将来性、少し小さな枠組みでいうと、営業でのターゲティングなど、必ず仕事をする上では必要になってきます。
にもかかわらず、実際にリサーチをしている人はあまりいません。自分の肌感覚や経験で意思決定をしています。
ですが、肌感覚や経験で意思決定した事柄とリサーチで根拠を積み上げ事実ベースで意思決定した事柄では、必ずといっていいほど、リサーチをした方が成果が出やすくなります。
例えば収益性が圧倒的に高いセブンイレブンは徹底的にリサーチを行い、仮設〜検証を行っています。
「どこの店舗で、何の商品が、いつどういう状況で売れるのか」という仮説を、店舗ベースで過去の販売実績や気象データなどと突き合わせ、検証したうえで発注を行っているので、予測精度が高い発注をでき、商品のロスを少なくできているそうです。
税理士事務所であれば、既存の顧問先に、どんなきっかけで契約を結んだのか、お客さんはどんな問題を抱えていたのかが分かれば、あなたの事務所のウリが見えてくるかもしれません。
また、その問題を抱えている人を探せば、営業はしやすくなりますね。
コンサル業務に関してもどんなクライアントが多いのか、業種、きっかけ、お客さんの問題を見つけていけば、あなたが最優先でとるべき行動が見えてくるはずです。
以上の様に今すぐ出来ることってたくさんあるんですよね。なぜならば、リサーチの基本は今ある状態を確認することから始めるからです。
やったことが無いと、とっつきにくいことだと感じると思いますが、やってみると意外と面白いですよ!
マーケティングをやりたい!という事務所さんの要望をよく聞きますが、まずはリサーチからです。ぜひやってみましょう!
リサーチが慣れて精度が高まれば、競馬でたくさん勝てるかもしれませんね(笑)
ー高名一成
この記事へのコメントはありません。