From:高名一成
今、イギリスでは従来型の携帯電話がものすごく売れているそうです。
従来型とはガラケーとかフィーチャーフォンと呼ばれるスマホではない携帯電話のことです。
この販売成長率がスマホの実績を上回ったそうなんですね。
イギリスでは1人あたりが1日に平均2時間30分ほどスマホを使っているそうです。ちなみに日本だと3時間だそうです。
けっこうな時間ですよね。計算したことはありませんが、もしかしたら僕もそのくらい使っているかもしれません。
で、「自分がずっとスマホに縛り付けられているという事実が嫌だった」みたいなことを思ったりする人が多いようです。
結果、「スマホ疲れ」という現象が起きていて、シンプルな機能しか持たない従来型の携帯の販売数が伸びているということなんです。
販売数が伸びているだけなら理解できますが、成長率がスマホを上回ったそうなのでかなりの人が「スマホ疲れ」しているんだなと思いました。
実際に僕の友人も同じ様なことを言っていたことがあります。
マーケティングだと、、、
世の中を便利にするために生まれた最新のテクノロジーより、昔のものが流行るのはふつうに考えたらおかしなことです。
でも、この様な感じで昔のものが流行ることってけっこうあるんですよね。
この現象は、マーケティング業界でもあります。
それは、webとアナログです。
昔はwebが発達していなかったので、必然的にアナログの媒体を使うことでマーケティングをやっていました。
でも、webがどんどん発達するにつれてアナログではできない様なマーケティングやセールスの施策ができる様になってきたので、今やwebはマーケティングをやる上で欠かせないツールです。
なので、多くの人がwebを使ったマーケティングをやるわけですが、ここ数年アナログな手法を使う会社が増えてきました。
その理由は単純で、アナログの方が反応率が高かったり、売上が増えることが分かったからです。
そのカラクリは説明できませんが、おそらくユーザーがwebの広告に見飽きたり、アナログなDMが届くことが少なくなったので、きちんと見る様になったとかだと思います。
僕はマーケティングをやる上ではwebもアナログも両方必要だと思っています。なぜなら、両方やると売上は今より増えるはずだからです。
よく、駅とかにクーポン誌って置いてありますよね。飲食店や美容室の割引クーポンがたくさん掲載されている冊子のことです。
実はこの冊子と同じ媒体がwebにもあります。しかも同じクーポンです。
だから、どちらか片方に力を入れればいいやと思いがちですが、実際にこの媒体から多くの反応をとれる広告戦略は両方に力をいれることらしいんです。
ふつうに考えれば、両方やった方が認知率が上がるのでいいに決まってますが、ユーザーの行動パターンとして冊子を見てからwebで申し込むという人が圧倒的に多いらしいんです。
これからの時代は、、、
僕は税理士事務所はwebを使ったマーケティング活動をやっているところはほぼないので、ぜひ力をいれてほしいと思っています。
やれば必ず成果が出ますし、やっているライバルがいないので超ブルーオーシャンで戦うことができるはずです。
これからの時代はwebだけでもダメですし、アナログだけでもダメです。
この両方をうまく使ったマーケティングが成果が出るはずですし、会社も成長していくはずです。
ぜひ、これからのwebを取り入れたマーケティング戦略を考えてみてください。
ー高名一成