from 福元友則
今日は12月28日。
調べてみると今日で仕事納めの人が多そうです。
本当に大変な1年でしたが、なんとか乗り切りましたね。
1年お疲れ様でした。
税理士事務所は確定申告期のコロナで顧問先の資金繰りや補助金、助成金の対応と並行するという繁忙期を過ごし、その余波をずっと引きずって業務がぐちゃぐちゃのまま夏を迎えたところも多いようです。
顧問先あっての税理士事務所だと顧問先を守るのに必死な先生を見てかっこいいなと思いました。
普段は税理士事務所に何をやってもらっているのかわからないなんて言ってる顧問先もこの時ばかりは顧問してもらっててよかったと思ったことでしょう。
(実際そういう声を聞きますし。)
今年は本当に税理士事務所のあり方が問われた1年だったと思います。
それと同時にあり方が変わる元年だった気がします。
どれだけ顧問先に向き合うことができるのか?
ただそれをサービスでやってしまうと単に忙しくなってしまうだけ、提供できる価値も中途半端になってしまうのでそのためのサービスメニューをどれだけ用意できるのか?ということが課題になっている事務所もたくさんあります。
本格的な顧問先減少時代に強制突入し今までと同じようにやっていると知らず知らずのうちに顧問先数が減っていってしまうことになります。
時代の流れに抗うのではなく、時代の流れに乗ってください。
これからはどれだけ顧問先向けのサービスを手厚く提供できるか?です。
ですので、これからの繁忙期の間にできるだけ多くの社長にあって彼らの困りごとをたくさん聞いてきてください。
そしてそれを解決するべく1つ1つ取り組んでいく。
その先に新しい税理士事務所像があります。
顧問先の困りごとと事務所や先生の強みとでそれが何になるか変わってきて多種多様な税理士事務所業界になっていくと思います。
今年の年末年始は静かな休みになる人も多いでしょうから、ぜひそんなことを考えながらお過ごしください。
今年1年もご愛読いただきましてありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。