経営戦略

お客さんを動かすにはこんなことに気をつけよう!

From 福元友則

 

僕たちが日々感じるいらだちやジレンマといった感情の大半は、自分が思ったように物事が進まないことと関係しています。

 

僕はめったなことでは怒らない性格ですし、あまりイライラもしません。

 

でもたまにとてもイライラしてしまうことがあります。

 

例えばこんなとき。

 

人の話を聞かないで相手に一方的に話をされることがあります。

 

こちらは時間がないにもかかわらず長々と話をされて用件がわからない。

 

次の予定が迫っているので早く用件だけ伝えて電話を切って欲しい。

 

こんなとき、先生はどんな感情を抱くでしょうか?

 

よく聞くのはこんな感じでしょうか?

 

顧問先のために問題解決策を提案したのに、社長が全然動いてくれない。
(とてももどかしいですよね。)

 

日々の頑張りを周囲が認めてくれない。
よく夫婦関係や親子関係などの家族間で問題になることのようです。

 

またこれは、アットホームな雰囲気の会社にも起きやすいです。

 

コツコツ努力をしているのに、要領のいい人ばかり評価される。

 

華やかな仕事は評価されやすい一方、地味な仕事は評価されにくいですよね。

 

税理士事務所でも、顧問先のために働いても働いてもそれが当たり前だと思われていて全然評価してもらえないと嘆いている人がたくさんいます。

 

顧問先思いの税理士事務所ほど、人のいい税理士さんほど儲からないと昔から言われたりしますよね。

 

その日の気分でいうことがコロコロ変わる顧問先の社長に対応し続けてヘトヘトになってきた。

 

顧問先に頼まれて銀行対応の書類を作っているのに、やっぱりあそことの付き合いをやめるわと言い出されてブチ切れましたというエピソードを聞いたこともあります。

 

仕事をしていると大なり小なりこのような出来事に直面することでしょう。

 

例えば社長は社員よりもこのような目にあうことは少ないでしょう。

 

社長は社員にあわせてもらいやすい立場ですから。

 

でも相手が取引先に変わればそうはいきませんよね。

 

またこういった思いは真面目な人ほど抱きやすいです。

 

事務所の中でもあいつは真面目で大人しい性格だからだから大丈夫と思っているとストレスをやめ込んでいて爆発されてしまいます。

 

こういうタイプは爆発してしまったらもとに戻すのはまず無理なので日頃からケアしておくべきですよね。
(本人に大丈夫か聞いて大丈夫だと言質をとっておくのを繰り返すだけで大丈夫です。)

 

認められるはずだったのに、認められなかった。

 

自分が相手のためにいいと思ったことが受け入れらなかった。

 

相手に理不尽な要求ばかりされて困っている。

 

自分がやりたいことではなく、人からやらされているように感じることばかりだ。

 

もしこうした感情を抱くことが多いのなら、正しいことがいいこととは限らないと考えるようにしてください。

 

法律に準拠した仕事をしていると仕事の尺度が正しさになってしまいますが、人は正しいか間違っているかでは動いていません。

 

正しいけどもやりたくないことは後回しにされますし、間違っているけれどもやりたいことはすぐにやるものです。

 

繁忙期は顧問先に提案をする絶好の機会です。

 

今年は正しい提案よりも相手がやりたくなる提案をして業績アップしていきましょう!

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