From 福元友則
社長や先生から相談されることに人間関係についてがあります。
社内や所内で起きたいざこざなどについてのこともありますし、新しいことにチャレンジする土壌が育たなかったり、そういうことをまかせれる人財が育たないことだったり、、、
またスタッフの人心掌握についての相談もあります。
最近スタッフの心が離れてしまっている気がするというものです。
またお客さんとの関係性についてのことだったり、交流会などでのこともあります。
誰でもそうなのですが、人間関係の悩みは尽きません。
と言うのももともと人は他人とうまくやっていけるようにはできていないからです。
人はもともととても少ない人数のコミュニティで共同生活をして生き延びてきました。
他のコミュニティは敵、自分達の食糧を奪ったり、狩場を奪ったりする危険のある存在です。
ですから、内向きのコミュニケーションに特化してその能力を伸ばして生き延びてきたのです。
そのため外のコミュニティの人とコミュニケーションをとるのが苦手というのは、ある意味当然のことです。
これは先生だけのことではなく、先生がコミュニケーションをとろうとする相手も同じなのです。
お互い警戒しあっている間柄でかんたんに人間関係を築けるわけがありませんね。
ですが、たまに人間関係を築くのがうまい人もいます。
そんな人がやっていることとして次のことがあります。
まず時間をかけて親密になるようにしています。
人間関係の深さは一緒に過ごした時間の長さに比例するのです。
ですから、いきなり相手との距離をつめるのではなく時間をかけて相手との距離を近くするように心がけているのです。
人は知っている人に対して警戒をとく傾向にあります。
まずは顔馴染みになることを意識しましょう。
顔馴染みになるにはだいたい10回から20回程度の接触が必要になります。
この場合、1回の接触での密度は関係ありませんのでまずは回数顔を合わせることを意識しましょう。
次に段階では、同期しましょう。
まずは顔馴染みになることを優先するべきですが、顔馴染みになったら次はどうするべきかというと、、、
一緒に何かをするようにしましょう。
同じ場所で同じタイミングで同じ行動をとることで親密さは増していきます。
社内でも毎日会社で顔を合わせない、、、
顔はあわせているけど、相手が何をしている人かわからない、、、
これでは人間関係はできません。
こういう場合には、同期につながる行動だったり、イベントだったりをするようにしましょう。
これを繰り返すことでそこに仲間意識が芽生えてきます。
今回の内容は、内向きにも外向きにも活用できます。
ぜひ試してみてください。