From:高名一成
昨日は茨城県で開催していた商売繁盛の会の最終講義でした。
この会は税理士事務所が顧問先を集めて開催する売上アップの勉強会です。
昨日は最終講義だったため、参加者に勉強会の感想や参加して得た結果をお話いただきました。
ある飲食店の方は、
「客単価が10%増えました!」
あるエステサロンの方は、
「売上が昨対比で20万円増えています!」
また、
「この会に参加して売上アップの方法を学んでいなかったらと思うとゾッとします」
といった声をいただきました。
このあとは主催事務所の先生やスタッフの方が継続的にサポートされていくので、もっとたくさんの結果に繋がるはずです。
この勉強会で教えているノウハウはマーケティングに基づいているもので、きちんとやればコロナ禍でも売上を増やすことができます。
しかし、どれだけいいノウハウを学ぼうが行動しなければ結果はゼロです。
反対に行動力が合っても、それが正しい方向性でなければ、これまた成果はゼロ。
今回参加された方々は正しい方向性に行動したからこういった結果に結びついたんだと思います。
この勉強会では、今まで知らなかったようなことをたくさん学べるので、やりたいことがたくさん出てきました!という人がけっこういます。
しかしそれらを一気にやろうとすると、マルチタスクになってしまいます。
基本的にマルチタスクは生産性を落とし、結果を小さくしてしまいます。
なぜなら、今までやったことのないことを同時にたくさんやるのはとても難しいことだからです。
たくさんやろうとすると、たいていの場合、どれもが中途半端になってしまいます。
なので、何から取り組むべきかという順序をきちんと整理してシングルタスクにしてあげることがとても重要です。
整理したシングルタスクに行動をフォーカスさせることができれば必ず結果は出ます。
それがクリアできたら、次のシングルタスクを作り、そこに行動をフォーカスしてもらう。
売上アップのアドバイスやコンサルでやるべきことはまさにこれです。
今回は主催事務所の方々が参加者のこの部分をフォローされていました。参加者の売上が増えた一番の要因はきっとここにあります。
顧問先にもたくさんのアイディアを持っていて、マルチタスクになっている人がいたら、それを整理しシングルタスクにしてあげ、行動をフォーカスするようにアドバイスしてあげてください。
それだけで結果は変わるはずです。
何にフォーカスしたらいいかはマーケティングを学ぶ必要はありますが、行動の原則はここにあります。
ぜひ、こういった観点で顧問先にアドバイスしてあげてください
ー高名一成