From:高名一成
今日は前回の続きです。
前回のメルマガでは、顧問先の行動がマルチタスクになっていたら、シングルタスクにしてあげ、行動をそれだけにフォーカスするようにアドバイスすれば、それだけで売上が増える可能性があることをシェアしました。
ほとんどの社長は売上のためなら、いろんなことをたくさんやりたがるので、ここを整理してあげることはとても重要です。
その時のポイントですが、簡単なことにフォーカスするようにアドバイスしてあげてください。
売上がなかなか増えなかったり、企画した施策がうまくいかない理由の大半は難しいことをやっているからです。
難しいことをやれば失敗する確率が上がるのは当然のことですよね。
なので、簡単なことから始めるのがベストです。
その時のポイントは「既存客」に目を向けることです。
おそらく、ほとんどの社長は新規のお客さんを集めて売上を増やそうとしているはずです。
しかし、それは売上を増やす上で最も難易度が高いことです。
知らない人に商品を買ってもらうより、既存客に対して、追加サービスを提供したり、今支払ってもらっている金額を増やして、売上を増やしていく方が何倍も簡単です。
取引を継続していれば単価の高い商品も買ってもらえるようになります。
特にBtoCのビジネスをしている人はここの観点がほぼ無いので、ここに対する施策はやっていません。
やっていないので、やればほぼ確実に結果は出ます。
だから、ぜひこの部分に行動をフォーカスするようにアドバイスしてあげてください。
一度お店に来たお客さんに、何をすればもう1度来てもらえるのか?
一度買ってもらったお客さんに、何をすればもう1回買ってもらえるのか?
そのためのプロセスを顧問先と一緒に考えてあげてください。
全国的にコロナの感染数が増えてきているので、自粛要請は終わりが見えません。
この状況下でも成長している会社、お店は既存客から売上を作れる仕組みがあるところだけです。
この状況を好転させるためにはこの仕組みが必要です。
ー高名一成