From:高名一成
先日、プロ野球の千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手が完全試合を達成しました。
しかも、完全試合だけでなく19奪三振、球速164キロと記録づくめだったとか。
ノーヒットノーランの達成はたまに耳にすることがありますが、完全試合の達成はしばらく聞いたことがありません。
日本球界では28年ぶりの快挙だそうです。
野球に詳しくない僕ですら、これはとてつもないことだということが分かります。
その数日後、今度はメジャーリーグでドジャーズのクレイトン・カーショー投手が7回まで完全試合でした。
残すところはあと2イニングでしたがそこで降板。
ドジャーズとしては57年ぶり史上2人目の記録がかかっていましたがチームはカーショー投手を降板させました。
キャンプが短かったこと、カーショー投手は今季初登板だったことが理由だったみたいです。
カーショー投手は、
「球数が100球にならないことはわかっていた。そこで降板するのはつらいこと。僕たちは勝つためにここにいる。正しい選択だったんだ」
とコメントを残しています。
これと同じような話で2007年の日本シリーズでも中日ドラゴンズの山井大介投手が完全試合を目前として降板しました。
野球に詳しくない僕からすれば、あと少しなのに!せっかくの大記録をみたかったのに!と思いますが、疲れとか怪我とかきっといろんな事情があったのでしょう。
そして、何より勝利を優先させたんだと思います。
目的は完全試合を達成することではなく試合に勝つことですからね。
交代を指示したチームだってその記録を見たかったはずですが、交代を指示したのは勝利という目的を達成する手段だったはずです。
この目的思考は非常に重要です。
目的思考が弱いと目的に合わせた行動ができなくなってしまいます。
よくあるのが例えばセミナーです。
セミナーを開催して顧問先やコンサルを獲得しようとした場合、セミナーは手段でしかありません。
営業プロセスとしてはセミナーに参加してくれた見込み客をフォローアップ営業をしなければ案件獲得にはつながりません。
しかし、やっているうちにセミナーを開催することが目的となってしまって、セミナーを開催して満足してしまい、その後のフォローアップ営業をせずに案件獲得できなかった、、、なんて話はよくあることです。
これは目的思考が弱いから起きてしまう現象です。
目的思考が強い人はセミナーはあくまでも営業プロセスの一部でしかないと常に考えているので、フォローアップ営業をしないなんてことはありません。
なかにはセミナーを開催するつもりでいたとしても、途中でセミナーやらなくてもいいのでは?と気付けばセミナーをやめることもあります。
目的は案件獲得することですから。
たいていの場合目的を達成できない人は目的に合わせた行動ができていません。
逆の言い方をすると行動さえ合わすことができれば目的は達成することはできます。
この目的がブレなければ、目的に合わせた行動ができるようになります。
自己啓発の名著「七つの習慣」でも目的をもって行動しようと強く言われています。
あなたの行動は目的に合わせた行動になっていますか?
昨日で確定申告も終わりました。
ぜひこれからの行動を目的に合わせた行動になっているか確認しながら最適な行動をしていきましょう!
ー高名一成
PS.
今後の励みになるのでメルマガの感想や質問をいただけないでしょうか?
面白い質問は今後のテーマにさせていただきます!
↓
https://huow7d66xif.typeform.com/to/Z7Z46eHJ