from 福元友則
機会の福音を広める
僕はコンサルタントとして人に会うときに意識していることがいくつもあります。
そのうちの1つに「いい知らせを伝えれるコンサルタントである」というものがあります。
専門家としてクライアントのマーケティングを見ていくときに彼らのできていないものにフォーカスしてそれを注意することもできます。
しかしそんなことをしていても意味がありません。
そうではなく、できるようになることでチャンスが広がることを伝えなければいけません。
クライアントはできていないことを知りたいのではなく、できるようになることで得られるチャンスや結果が欲しくてコンサルを依頼していると考えているからです。
このコンセプトについてダン・ケネディはこのように言っていました。
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私達1人1人がかつての偉大な師が言っていたような「良い知らせを売る承認」になる必要があると思います。
これはアンドリュー・カーネギーが「富の福音」と呼んだものを広める必要があります。
人々が手に入れたがっている可能性と機会を示さなければなりません。
成功を売るべきなのです。
私達は、彼らが私達のやり方と機会で成功し、力を身につけるまでは力を貸す必要があります。
たとえ彼らが経済的に比較的成功しているとしても、彼らの心の弱さを甘く見てはいけません。
彼らは周囲の最も大きな声に影響を受けます。
そして、その声とはネガティブなものです。
現実にはこの経済が低・中所得者層にとってますます困難なものになるように操作され、ビジネスを成長させ、富を築くことを妨げる蜘蛛の巣がしっかりと張り巡らされても、人々をそれを乗り越え、回避する方法をみつけ、富を築き、積み上げているのです。
「誰があなたを成功させるか」ではなく、「誰が、あるいは何があなたの成功を阻むか」が重要なのです。
巨大な富という海がそこにあり、それぞれが自分たちの選択でスプーンやバケツやタンクローリーで向かっているのです。
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顧問先の社長が全然儲からないと嘆いているとしたら、もしかしたら目の前に巨大な富の海があるのにスプーンですくっているからかもしれません。
そんな時は社長機会を届けられるようになるといいかもしれませんね。
事務所の経営や顧問先のアドバイスの参考にしてください。