from 福元友則
先日広島に行きました。用事があったり観光したりしました。
広島はとてもいいところで大好きになりました。
G7が近いからか警察官があちこちにいて既に厳戒態勢なのかなといった感じでした。
パワースポットや寺社仏閣巡りが好きなので厳島神社に行ってきました。
(岸田総理のお土産で話題になった杓子を買いました。)
広島焼きが好きなので本場のお店でも食べたいと並んだら、お店の人に最後のお客さんになるので後ろに並ぶ人に断ってくださいとお願いされるという貴重な体験をしました。(お礼にドリンク1杯サービスしてもらいました。)
久しぶりに路面電車をみて興奮しました。
(最後に見たのは地元の岐阜で20年前ぐらいのことです。)
色んなことがありましたがその中でも1番記憶に残っているのが原爆ドームの資料館です。
少し前にはだしのゲンが話題になっていましたが、原爆資料館で色んな展示や情報に触れるにつれ久しぶりに言葉を失うという体験をしました。
今までも戦争や原爆、広島について知識はあったつもりでしたが、知ってるつもりだけだったなと思わされました。
もちろんあそこで見れるもの、感じれるものがすべてではないことはわかっています。
でもあそこにいかなければ僕は一生体験することも感じることもできなかったことがあったのは事実です。
知識も大切なことですが、やはり経験、体験はとても価値が高いということを改めて感じたエピソードになりました。
先日も紹介しましたが、SNSをみるとChatGPTの話題で賑わってます。
YouTubeを代表とするSNSで色んな情報を無料で得ることができます。
もう少しすると情報自体に価値はなくなってしまうかもしれませんね。
それに伴いお客さんに情報提供する場合にも、他でも得れるような情報では差別化していくのが難しくなっていくでしょう。
そういった時にほとんどの人はより希少な情報やマニアックな知識を伝えることで差別化していこうとしてしまいます。
そういった情報を追い求めるばかりではなく、今後はより何を言うかよりも誰が言うかのほうが重要になっていくという流れを押さえ、それを体験することで知見を伝えるようにすることを意識してください。
顧問先に経営指導をする時やアドバイスをする時に単なる情報を伝えるのかそれとも経験をベースに伝えるのかで伝わり方をずいぶん変わります。
今度はより顧客ニーズが多様化していきます。
それに伴って税理士事務所に求められることも多様化し、また複雑化していくでしょう。
特に中小企業は経営が難しくなっていくことが予想されるため、経営や業績アップのサポートを求められるようになるでしょう。
そんな中で時代の流れにのっていけるのは、経営支援に必要な知識を身につけ、それを体験して知見を伝えることができる先生、事務所になっていきます。
以前から取り組んでいる先生はより体験や経験を重視してみてください。
まだの先生は今年こそ取り組むはじめましょう。