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月額10万円の顧問料を安いと思わせる技術

From:高名一成

 

ここ3年でランチの平均価格が11%増えたというニュースを見ました。

 

ある調査では、東京の外食ランチの平均額はもう1,000円に迫っているそうです。

 

6割を超える人が、ランチ1食に1,000円以上を払っているという話もあります。

 

昔は、ランチに1,000円も出したら「ちょっと贅沢したな」という感覚でした。

 

僕が会社勤めしていた頃なんて、会社の近くで250円の弁当が買えたりしたんです。

 

それが今はどうでしょう。

 

お店に入れば1,000円出すのが、もう当たり前になっています。

 

ただ、少し視点を変えた面白い話があるのでシェアしたいと思います。

 

それは「当たり前になった1,000円」でも「高い」と感じる時と「安い」と感じる時があることです。

 

例えば、ディナー単価が1人当たり20,000円くらいのお店が1,000円でランチやってたらどうでしょう?

 

「お、リーズナブルだな」と感じますよね。

 

でも、もともとワンコインだった定食屋が徐々に値上げしてきて1,000円のランチになっていたら、今度は「ちょっと高いな」と感じるはずです。

 

同じ1,000円なのにです。

 

人は「高いか安いか」をそのものの値段だけを見て決めているわけではありません。

 

まわりの「何か」と比べて初めて高い安いを判断しています。(もちろん、値段だけで即決する人もいますけどね)

 

これ、アンカリングと呼ばれる心理で、この話はそのままあなたのビジネスにも当てはまります。

 

「コンサル10万は高い」で止まる理由

 

僕は税理士の先生から、よくこんなことを言われます。

 

「コンサルを10万円で売りたいんですけど、高すぎて自信がなくて」

 

気持ちは分かります。

 

ずっと税務の仕事をしてきて、いきなり10万円の商品を売るとなれば、二の足を踏むのも自然です。

 

でも、僕はこういう時、必ず同じことを聞きます。

 

「その10万円って、何と比べて高いと思ってるんですか?」

 

そう聞くと、たいていの先生は言葉に詰まります。

 

自分が何と比べて「高い」と思っているのか、実は自分でもよく分かっていないんです。

 

税務と比べるから、高く見える

 

じゃあ、先生は無意識のうちに、何と比べているのでしょうか。

 

ほとんどの場合、毎月の顧問料です。

 

顧問料が月2万、3万という感覚で仕事をしていると、10万円は桁がひとつ変わります。

 

そりゃ高く感じますよね。

 

でも、少し考えてみてください。

 

税務顧問とコンサルティングは、そもそも提供している価値が違います。

 

やっていることが違うんですから、価格が違うのは当たり前です。

 

なのに、いつものクセで顧問料をものさしにしてしまうんです。

 

だから10万円が高く見えてしまいます。

 

これ、商品が高いんじゃなくて、比べるものを間違えているだけです。

 

比べるなら「提供価値」と比べる

 

じゃあ、何と比べればいいのでしょうか。

 

それは、そのコンサルが生み出す「価値」です。

 

例えば、先生のコンサルを受けたことで、顧問先の売上が1,000万、2,000万と増えるシミュレーションができたとします。

 

その価値と並べたら、10万円なんてはるかに安く感じますよね。

 

むしろ「たった10万でいいの?」という話になってきます。

 

何を比べる対象にするか、それだけで価格の印象は決まります。

 

逆に言えば、比べるものさえ変えれば、同じ10万円が「高い」から「むしろ安い」にひっくり返ります。

 

値段は1円もいじっていないのにです。

 

お客さんが顧問料と比べてしまう前に、提供する価値のほうへものさしを持っていく、、、高く売るのがうまい人は、これをやっています。

 

単価の高い報酬をもらいたいなら…

 

だから、いちばん最初に変えるべきは、あなた自身のものさしです。

 

コンサルを税務と比べるのをやめましょう。

 

提供している価値が違うんですから、税務と比べることに意味はありません。

 

比べるなら、税務ではなく、その商品が顧問先にもたらす価値と比べましょう。

 

もうひとつ、ヒントがあります。

 

単価の高い報酬をもらいたいなら、提供する価値を算出しやすい業務を選ぶ、というのも一つの手です。

 

売上に直結する仕事なら「いくら増えたか」が数字で見えます。

 

価値がはっきり見えるから、値段にも納得してもらいやすくなります。

 

ウチが売上のテーマをおすすめしているのはこういう理由もあるんです。

 

もちろん、先生によって扱いやすい商品は違いますし、この社長にはどのものさしが響くかな?と考えながら試してみてください。

 

ただ、「税務と比較するな」これだけは覚えておきましょう。

 

-高名一成

 

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