経営戦略

成果を出す人に共通すること

From:福元友則

 

早く成果を出す人に共通することがあります。

 

それはコンサルをしている時にすごく思います。

 

人には承認欲求という欲求があります。

 

承認欲求とは、他人から認められたいと感じる欲求のことです。

 

「もっと自分の考えを理解してもらいたい」とか、
「もっと評価されたい」とか
「特別に扱われたい」とか

 

こういったことを感じる欲求のことです。

 

承認欲求自体が強く出るのは、高度な欲求なのでいいことです。

 

マズローの5段階の欲求でいうと最上位の欲求なのですから。

 

ただし、承認欲求が強い人は時に成果を出せなくなることもあるのでご注意を。

 

成果を出すために大切なことは自分が知っていることにフォーカスすることではないからです。

 

例えば、既に知っている同じ話を聞いた時のリアクションにそれは現れています。

 

前にも聞いたことがあるとか、もう知っているというリアクションをする人がいます。

 

同じように知っている話を聞いた時に、前にも聞いたのにやっていなかったとか、できていなかったとか、色んな人が同じことを言うからにはとても重要なことなんだと感じる人もいます。

 

当然ですが、成果を出すには後者であり、前者ではありません。

 

成果を出すというのは、日々の仕事の中で「自分ができないこと」や「自分がわかっていないこと」を発見することです。

 

これにより、課題を認識し、それを克服していく過程ないしはその結果として成果が出ることになります。

 

ですから、普段からそういう環境(自分ができていないことを認識できる環境)に身を置くようにしたほうがいいです。

 

会社全体が、今までできていたことを繰り返しやるところになると成長が全くなくなります。

 

また成果を出す人は、とにかく色々質問をしてきます。

 

とある講座で、毎日質問のメールをしてくる受講生を受け持ったことがあります。

 

最初はあまりいい出来ではありませんでしたが、質問をしてフィードバックを受けることを繰り返すなかで、しかもそれをタイムリーに行うことで短期間でものすごく成長し、最後には素晴らしい成果を出していました。

 

これは、セミナーやコンサルや色んな場面で思います。

 

わかったフリをしても成果にはつながりません。

 

わかったフリで怖いのは、本人にその自覚がない場合です。

 

その時はわかったような気がするけど、よくわかってなかったなんて経験をしたことあると思います。

 

これはフォーカスの問題です。

 

知っていることに満足したいのか、それとも成果を出したいのか。

 

もし成果を出したくてする行動だったら、どんどん質問をすることです。

 

相手のフィードバックを素直に受け止めるべきです。

 

それから、知らないことに気づける環境に身をおくようにすることです。

 

知っていることやできていることの中にいては成長機会はありませんし、それで以前よりいい結果を出せるわけがありません。

 

成果を出したいなら、上記のようなところに気をつけてみてください。

 

ー福元友則

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