経営戦略

中華街に学ぶお客さんに選ばれる事務所の作り方

from 福元友則

 

先日、横浜中華街に行ってきました。

 

今日は横浜中華街で改めて気づいたビジネスのヒントを紹介します。

 

横浜中華街は、神奈川県横浜市中区山下町一帯に所在するチャイナタウンです。

 

通りには、上海路、福建路など地名を冠した路地があり、各路地には当該地の出身者が多いそうです。

 

0.2平方キロのエリア内に500店以上のお店があり、日本最大かつ東アジアでも最大の中華街だそうです。

 

行ってみるとわかりますが、お店がぎゅうぎゅう状態です。

 

観光客がかなりいる上に、それだけの店舗のほとんどの店先で呼び込みを行なっているので人で大混雑しています。

 

僕は夕方ぐらいに行ったので、さっと1周してどこか休憩できる場所を見つけたいなと思っていました。

 

せっかく中華街に行ったのだから、ドトールとかのチェーン店ではなく中華街っぽいところでと思ってたのですが、無理でした。

 

みる店みる店、同じに見えてくるんです。

 

しかもみんなタピオカばっかりで、、、

 

結局、いかにもチェーン店って感じのところでコーヒー飲みました。

 

それから、夜ご飯も食べようとお店探しましたが、これも大変でした。

 

どこも同じような店ばっかりで選べれない上に、店の前のメニューみようとすると呼び込みにつかまってしまうからです。

 

結局、外観に特徴があったところに決めましたが、これだけ店が多いと逆に選ぶのが大変で選びたくなくなるなと思いました。

 

みんなどうやって選んでいるのかなと思って見てましたが、行列ができている店とそうでない店に結構差があるように感じました。

 

マーケティングの差です。

 

これは横浜中華街だけのことではありません。

 

税理士事務所でも同じです。

 

お客さんから見て同じように見えているとしたら、どこか1つを選択する基準がありません。

 

人は何かを選ぶ時、選んだものが手に入る喜びより、選ばなかったものが手に入らない痛みを強く感じるようにできています。

 

ですので、結果失敗になりにくい安いところにするかとなってしまいます。

 

ですので、選ばれる事務所づくりが重要です。

 

そのためには何で選ばれるのか(差別化ポイント)を決めましょう。

 

ほかの事務所と何が違うのかをきちんとアピールするのです。

 

お客さんが選びやすくなるポイントをおしえてあげると思ってください。

 

中華街の場合、行列ができていたのは「有名人気店」「安いお店」「専門店」でした。

 

例えば小籠包専門店の場合、よその店に小籠包がないのかと言えばそんなことはありません。

 

ですが、専門店のほうがおいしそうに感じるからみんな並んでまでそこの店を選ぶのです。

 

それから、もう1つ選ばれる理由をつくる方法があります。

 

デジタルです。

 

みんなどこの店に行くのか、スマホを見ながら決めてました。

 

HPや口コミで入る店を決めているのです。

 

お客さんの事務所選びは、はじめて会う随分前に始まっていて、ずいぶん前に決まっている可能性があるということです。

 

競合がたくさんいる場合、ブランドづくり、価格戦略、専門化、デジタルでの情報提供
このあたりで勝負が決まることが多いです。

 

ですので、業績拡大したい場合この中から課題設定をして取り組んでいくのをおすすめします。

 

 

 

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