経営戦略

成長するビジネスと急成長するビジネスの違いとは?!

from 福元友則

 

どんな業種業態でも、成長するビジネスと停滞するビジネスがあります。

 

成長するビジネスはその中でおよそ20%ほど。

 

ですが、全体の5%ほどは成長するなんてものではなくて急成長します。

 

停滞するビジネスが80%
成長するビジネスが15%
急成長するビジネスが5%

 

こんな感じです。

 

各々何が違うのでしょうか?

 

もちろんビジネスの規模感にもよりますが、やっていること、フォーカスしていること、課題としていることが違います。全然違います。

 

今回はそのことについてシェアしたいと思います。

 

まず停滞するビジネスがよくやっていることは、マネジメントです。

 

ビジネスをよりよく管理することで業績を上げようとしています。

 

典型的なのが、顧客満足のアップ。

 

これを課題にすると、よりよいサービスを提供しようとか、もっと知識をつけようとかそういう方向にいきがちです。

 

確かに顧客満足のアップ、これは重要です。

 

しかし顧客満足のアップは顧客維持にはとても大切ですが、顧客獲得には関係ありません。

 

ですので、既存客を維持しつつ、一定の流出客が必ずいるので上がったり下がったりして成長できず停滞してしまうのです。

 

一方成長しているビジネスは何をしているのか?

 

それはマーケティングです。

 

ここで重要なのは、マーケティングであってセールスではないということ。

 

セールスは、今契約をとってっくることです。

 

マーケティングは契約をとりつづけれるようにすること。

 

今のセールスと将来のセールスが可能になるような仕組みが必要になります。

 

集客やセールス、それから商品ラインナップづくりとその導線づくりといったところです。

 

新規客が増えるようにもしていますし、単価が上がる仕組みもつくります。

 

もちろん顧客維持もです。

 

最後の急成長するビジネスは成長するビジネスと比べて何は違うか?

 

高額商品の有無です。

 

いくらからが高額なのか?というのは相対的なものなのでおいておいて、常により高額な商品、高額なサービスをラインナップしようと商品開発なりをしています。

 

商品だけあっても仕方ないですから、それを買ってくれるお客さんもつくらなければいけないし、それをどうやって売るかという売り方の開発もあります。

 

例えば50万の商品を売っている会社があるとします。

 

この会社は平均月に1つ売れているとします。

 

ここに300万円の商品を導入しました。

 

これが1つ売れるとどうなるか?

 

普段の半年分の売上になるのです。

 

高額商品はビジネスによりレバレッジをきかせることができるようになります。

 

やることがシンプルになり、より儲けやすくもなります。

 

ですので、顧問先はもちろん税理士事務所も、高額商品の開発は常に経営課題の1つにしてください。

 

これが成功するとビジネスが一変します。

 

そのためには何をはじめればいいか?ぜひ時間をとって考えてみてください。

 

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