from 福元友則
最近特に関心が高まっていることの1つが生産性。
働き方改革以降、たくさん働くのではなく決まった時間ないでいかに成果を大きくするかに関心が高まってきています。
ところがそれは生産性をアップするIT系を中心としたツールに関心が集まる傾向にあります。
結構な投資になることも多いのですが、意外なことで生産性が落ちているかもしれませんというのが今回のテーマです。
それが、職場の環境と生産性の関係について。
職場の環境といっても、働く人のことではなく本当にどんな職場で働くかというもの。
例えば、室温が18度を下回ると脳神経の質が低下し、集中力の低下を招くそうです。
冬にエアコンをかけていても、場所によっては足元が18度を下回ることがあると思います。
するとその環境では、同じ作業をするにも時間がかかるようになり、しかもミスが増えやすくなるということです。
また部屋の換気も生産性に大きく影響します。
部屋の換気が必要になる原因は主に人。
空気内の二酸化炭素の量が増えてくると、それに従って生産性が落ちてしまうそうです。
会議中にあくびがでてしまう理由の1つは脳内酸素の不足によるもの。
最低1時間に1回、できれば2回部屋の換気をして空気を入れ替えるようにしましょう。
空気がよどんでいると脳内酸素消費量が多くなり、疲労感が増してしまいます。
また乾燥にも注意が必要です。
湿度が40%未満の場合、眠気ややる気の低下につながりやすくなるそうです。
冬場は特にエアコンをかけることで乾燥しやすくなり、オフィスでは湿度40%未満になりやすいようなので乾燥対策をきちんとしてください。
部屋のカラーにも注意が必要です。
特に会社の場合、白系が多くなりがちですが白一色に近づけば近づくほど生産性が落ちていくそうです。
というのも白は脳にとって何も刺激のない色だからです。
逆に色彩豊かな職場にするとポジティブな影響があります。
ぜひ様々な色をとりいれるようにしましょう。
最後に休憩場所にも気をつけましょう。
休憩する場所によってその後の生産性に影響があるからです。
オススメなのは、窓が見える場所。
それから緑化スペース。
こういった場所で休憩をとるとよりリフレッシュ効果があるとのこと。
また何度も言っていることですが、体を動かすこともリフレッシュ効果が高いです。
職場の環境によって、そこで働く人の生産性が大きく変わってしまいます。
ぜひ今回の記事を参考に職場の環境づくりやってみてください!